2024年 4月 26日 (金)

「ンゴ」が流行語大賞になる可能性が...? なんJ語ブーム拡大、大学生「使うンゴ」

「ンゴ」の由来は...

   そもそも、「ンゴ」という言葉は2ちゃんねるの野球実況版「野球ch」で2008年に生まれた言葉だ。

   当時、楽天に所属していたドミンゴ・グスマン投手が、ソフトバンクとの開幕カードで2回のサヨナラ負けを喫した。これが「野球ch」住民の間でネタにされ、投手が打ち込まれた際に「○○(=投手の名前)ンゴwww」などと揶揄する意味で使われるようになった。

   その後、「野球ch」にいた実況ユーザーの多くが掲示板の自治トラブルで「なんでも実況J(なんJ)」という掲示板に移住。その後も、同じユーザーらが「ンゴ」という言葉を使い続けたことから、今では掲示板の名前を取って「なんJ語」と呼ばれることもある。

   現在は、当初よりは広い意味で使われることも多いようで、

「遅刻したンゴ」
「隙を見せてしまったンゴ」

など、失態を犯した際や、思い通りにコトが進まない時に使用されるケースも増えている。

   では、いま「ンゴ」を使っている大学生は、こうした「ネットスラング」としての意味を知っているのだろうか。今回の「スッキリ!!」の特集で、番組スタッフが大学生に尋ねると、

「特に意味はなく、ノリで」
「とりあえず付けておけば、いけるかなというノリ」

との回答だった。そのため番組では、大学生の「ンゴ」ブームについて、

「『ンゴ』という言葉が誕生して9年。最近、ネットなどで見た大学生が本来の意味を知らずに、語尾に『ンゴ』を付け始めたと言われています」

と説明していた。

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