「パナマ文書」報道の女性記者、爆弾で死亡

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   地中海の島国マルタで2017年10月16日(現地時間)、政界の腐敗を追及する調査報道に携わってきた女性記者の運転する車が爆発し、記者は死亡した。地元警察は、何者かに殺害されたとみて捜査している。複数のメディアが17日、報じた。

   報道によると、死亡したダフネ・カルアナガリチア氏(53)は、世界各国の政治指導者によるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴いた「パナマ文書」の報道に携わり、マルタのムスカット首相の妻らがパナマに会社を置いてアゼルバイジャンの銀行関係者から大金を受け取ったとの疑惑を追及していた。同氏は16日に車で自宅を出た直後、仕掛けられたとみられる爆弾の爆発で死亡したという。

   同氏の息子のマシュー氏は17日、フェイスブックで「母は、法律とそれを侵す者との間に立ちはだかり、暗殺された」「これが私たちのいる場所、マフィアの国だ」などと非難した。

   ムスカット首相は16日、今回の事件を「市民と表現の自由に対する悪意に満ちた攻撃だ」とツイッターで批判した。

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