社会学者の古市憲寿氏(32)が、経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の内定取り消しになった学生に対して「見る目がない」と発言し、共演者から大目玉を食らった。小倉智昭キャスター(70)が「ネット炎上してください」と発言した通り、ネット上で炎上する事態となっている。「踏んだり蹴ったりで、可哀想すぎる」内定者2017年11月9日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)では、約2億円をだまし取った疑いで逮捕された「てるみくらぶ」社長の山田千賀子容疑者(67)の素顔について特集が組まれた。その後スタジオでは、被害に遭った人たちの心情を慮ったコメントが述べられた。そのなかで笠井信輔アナウンサー(54)は、「忘れちゃいけないのが、入社5日前に内定取り消しになった50人の若者たちですよ」と口を開いた。「実は、大手の弁護士事務所が試験しないで採用しますよ、と名乗りを上げて話題になったんですけれど。この間、過払い金の広告で問題になって、今、業務停止中なんですよ」と説明し、「踏んだり蹴ったりで、可哀想すぎるわけですよ」と同情した。ところが古市氏は、「もともと見る目がない学生だったってことだから...」と発言。スタジオは騒然とした。「内定取るのってすごい大変なんですよ。死にもの狂いで」「見る目がないってなにそれ」「ごめんなさい、今ちょっと怒りが沸きました」など共演者からも非難が相次ぎ、小倉キャスターが「古市名指しでネット炎上してください」と締めくくった。ネット炎上も、「わからないでもない」放送を受け、小倉キャスターの発言通り、ネットは見事に炎上。「そりゃねぇだろ」「最低!」「こいつほんま嫌いだわ」「心のない発言しやがって」といった言葉が並ぶ一方、「一理ある」「古市さんの見る目なかった発言、わからないでもない」「古市さんのこの意見には賛成。確かに不運ではあるけれども自分の人生くらい自分で責任取らないと」など一定の理解を示すツイートも多数投稿されている。