2024年 4月 29日 (月)

日本で定着するか「自転車シェアリング」 短距離移動に利便性、健康増進にも

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中国2大サービスも日本上陸へ

   自転車シェアリングで先行したのは、中国だ。「モバイク」と「Ofo」という大手2社が、北京や上海をはじめとした主要都市のほか、海外にも事業を拡大している。

   モバイクの特徴は、「乗り捨て」が可能な点だ。中国では、必ずしも所定の置き場に戻す必要はない。自転車にはGPS(全地球測位システム)が内蔵されており、「返却場所」が分かる仕組みになっているので運営側が後から回収に行く。

   モバイクは2017年に日本法人を設立し、8月から札幌市でサービスを始めた。ただ日本の場合は乗り捨てではなく、使用後は「専用駐輪スペースに駐輪ください」と公式ウェブサイトにある。

   Ofoはソフトバンクコマース&サービスと提携したことを、17年8月9日に発表。東京や大阪で9月以降にサービスを開始する計画だとしていた。J-CASTヘルスケアが11月22日、ソフトバンクコマース&サービスに取材したところ、「現在サービス開始に向け、日程を含めて調整中」(広報室)とのことで、まだスタートはしていない。

   自転車シェアリングのサービスが便利になれば、運動不足になりがちな都会のビジネスパーソンにとって、仕事でのちょっとした外出時に電車やタクシーに代わって利用すれば、軽いエクササイズとして重宝できそうだ。

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