2019年 9月 23日 (月)

混入薬物「メタンジエノン」の危険性 副作用も...薬剤師「使わない方がよい」

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近年はパワーリフティングやボディービル選手から検出

   過去のJADAの報告を見ると、メタンジエノン検出による違反競技者がいる。近年では2015年にパワーリフティングの選手が、16年にはボディービルの選手が、いずれも競技成績の失効と4年間の資格停止処分となった。一方、飲料にメタンジエノンを混入されたカヌーの小松正治選手(25)は、17年9月の大会後にドーピング検査で陽性となったが、被害者であることが判明し処分は取り消されることになったと、18年1月9日に日本カヌー連盟が発表した。

   前出の薬剤師によると、メタンジエノンは人間の体の中ではつくられない成分であり、検出されれば「外から入ってきたもの」だとすぐに分かってしまうという。自らが意図的に摂取すれば、ドーピング検査で引っかかるのは明白だ。

   一方で、例えば病気治療を目的で服用した薬が禁止薬物を含んでいるとは知らなかったという「うっかりドーピング」が考えられる。

   実は「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック」は当初、うっかりドーピング防止を目的としてつくられ、日本薬剤師会が中心となって反ドーピング活動を続けてきた。五輪をはじめ世界的な大会出場を目指すアスリートにとっては、気軽に服用したサプリに禁止薬物が入っていれば、故意でなくても選手生命に大きく影響する処分を受けかねない。薬物に関する十分な知識を持つ必要がある。

   日本で無認可の成分が入った海外製の薬物では、どのようなものが混じっているか分からない点も不安だ。一般の人でも、「手軽に買える」「筋肉ムキムキになれる」と、知識を持たないままこうした薬物を服用するのは避けた方がよいだろう。

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