2018年 11月 13日 (火)

エサあげたヒグマから襲撃、防御だ! 異色ゲームの開発者が語る「個人企業の武器」

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   「やせいのヒグマが遊びに来ました。中に入れてあげましょう!」という恐怖のメッセージから始まるスマートフォン向けゲーム「くまといっしょ 恐怖のクマ育成ゲーム」が、2018年1月11日の夕方ごろからツイッターユーザーを中心に大きな話題になっている。

   制作したのは、ソーセージで戦う格闘ゲーム「ソーセージレジェンド」でもネットで話題になった「ミルク」(東京都豊島区)。その社長で開発者の谷忠紀さんに、ユニークなゲームを連発する背景を取材した。

  • 「くまといっしょ」のプレイ画面。
    「くまといっしょ」のプレイ画面。
  • 機嫌が悪くなると大変なことに…
    機嫌が悪くなると大変なことに…

野生のヒグマとほのぼの?生活

   2018年1月8日にアンドロイド版、11日にiOS版が配信された「くまといっしょ 恐怖のクマ育成ゲーム」の告知ツイートは11日夕方から爆発的にリツイートされ、12日昼ごろには8000回近くリツイートされている。また、一般ユーザーがチュートリアル部分を動画で投稿したツイートも話題を呼び、そちらは1万回以上リツイートされ、それ以外にもプレイしたユーザーから、

「また熊に2回ぶっ叩かれて本日2回目の集中治療室入りしたった...」
「くまといっしょ笑いとまんねえwwwwww」
「インストールしたけど中々面白いかも」

といった感想が多数投稿されている。

   ゲームの主役は「野生のヒグマ」。「やせいのヒグマが遊びに来ました。中に入れてあげましょう!」というメッセージでゲームはスタートし、餌や遊び道具、睡眠など、育成ゲーム的な要素が解説される。無料で楽しむことができる。

   しかし、相手にするのはペットではなく野生のヒグマであるため、攻撃にタイミングを合わせてタップし、防御するという操作も含まれている。防御をミスするとプレイヤーはダメージを受け、ゲージが減り過ぎると入院してしまうという厳しさもある。加えて野生であるためか、「なかよし度」も中々上がらないようになっている。

   記者も実際にプレイしてみたところ、ある程度の時間放置するとヒグマの機嫌が悪くなり、アプリを起動すると攻撃をしかけてくるようになるなど、一般的な育成ゲームとは一線を画していた。

   制作した「ミルク」は、以前にソーセージを使って闘う「ソーセージレジェンド」でネットで話題になった会社だ。画面を長押しして離すだけというシンプルな操作で遊べ、様々なソーセージが3Dでブルンブルンと動く様子が注目を集めた。こちらはガチャ要素もあり、世界各国の様々なソーセージを新たな武器として手に入れることもできる。

   そのため、「くまといっしょ」に困惑しつつも、制作したのが「ソーセージレジェンド」と同じ会社であると知ると、

「狂気に満ちてると思ったらあの一世風靡したソーセージレジェンドと同じデベロッパーだと知って納得したw」
「何がいいって、デスクトップにソーセージレジェンドがあるところだよ。 絶対に面白いでしょう」
「くまといっしょ、ソーセージレジェンドと同じとこで作ってるから熊にあげる餌のソーセージがすごい見覚えある感じ」

といった反応も寄せられた。

200、300リツイートを期待していたら...

   iOS版の配信開始から1日で爆発的に広まったことについて、J-CASTニュースの12日の取材に応じた「ミルク」の谷忠紀社長は、

「200から300くらいリツイートされれば、と考えていたところ、11日夕方から伸び始め、8000回近くになりました」

と、予想以上の反応に驚きを語った。

   過去には複数のスマホ向けゲームを開発してきたが、「くまといっしょ」のようなユニークな方向性に集中することに決めたのには、「ソーセージレジェンド」発表時の反響があるという。

   谷社長は、

「オシャレなものなども色々作ってみたが、一番反応が大きかったのが、『ソーセージレジェンド』だった」

と、現在の方向性について語った。個人企業なので、大きな宣伝費をかけることは出来ないながらも、柔軟性が武器だという。

   「くまといっしょ」の今後の展開について聞くと、ユーザーの反応や要望を見つつ、芸の追加や広告なしの有料版なども含め検討していくと話した。

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