2024年 4月 19日 (金)

不可解「声優降板」で広がる憶測 ISLAND騒動、意味深対応の裏に何が?

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   2018年放送予定の新アニメ「ISLAND」の製作委員会が2018年1月29日、主要キャストを務める予定だった声優・村川梨衣さん(27)の降板を発表した。理由については、村川さんの所属事務所が脚本の変更を製作側に要望したためだとしている。

   しかし、代わりのキャストを村川さんと同じ事務所の女性声優が担当すると伝えられたことなどから、発表の内容に違和感を覚えるファンが続出。インターネット上では、さまざまな憶測が飛び交う騒ぎとなっている。

  • 画像は「ISLAND」公式ホームページより
    画像は「ISLAND」公式ホームページより
  • 画像は「ISLAND」公式ホームページより

原作ゲームの声優を担当していたが...

   アニメ「ISLAND」は、16年4月発売の全年齢向けWindows用ノベルゲームが原作。離島に流れ着いた記憶のない青年を主人公に、島に住む3人の少女と共に世界の謎を解き明かしていくSFストーリーだ。

   村川さんはヒロインの1人「伽藍堂紗羅」役で原作ゲームに出演しており、今回のアニメ版でも同じキャストを担当する予定だった。実際、17年12月15日にアニメ化が正式発表された際に村川さんは、

「ゲームを遊んでくださった方々はもちろん、アニメからご覧いただく方にも楽しんでいただけるように、スタッフ皆様が大事に大事になさっているこの作品を、チーム一丸となって盛り上げたいと思います」

   といった前向きなコメントを公式サイト上に寄せていた(30日朝までに削除済み)。

   だが、そのわずか約1か月半後に、アニメの製作委員会は村川さんの降板を発表。キャスト変更の経緯については、村川さんが所属する「東京俳優生活協同組合」(俳協)側から、脚本の変更などの要望があったためだとして、詳細を以下のように説明した。

   まず、事務所から脚本変更の要望が出たのは、アニメの収録がスタートした後の12月下旬のこと。当初、製作側はセリフの変更などで対応していたが、収録が進むにつれ対応が難しくなった。

   具体的には、事務所の要望に応えるためには、すでに作画作業が終わったシーンを変更する必要もあったという。そのため製作側は「具体的な対応については一部、相談させてほしい」と事務所側に伝えたが、その返答は、

「希望する全ての変更が受け入れられない場合は(略)続投は難しく降板させるほかないため、再度変更を検討してほしい」

というものだった。

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