2019年 12月 15日 (日)

外国人観光客にスマホを無償貸与、神奈川県 何のためにやるのか?

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実験のため用意される端末は50台

   この施策に、ツイッターやネット掲示板では懐疑的な意見が見られる。「借りたスマホなんて使いにくいだけでは」「スマホぐらい持ってると思う」「謎すぎる」といった投稿だ。一方でhandy端末を利用した経験を持つ人からは、通信費が無料でwi-fiスポットを探す必要がないので便利だと好意的にとらえる書き込みがあった。

   神奈川県の受入対策グループ担当者は、県が外国人観光客を対象に実施しているアンケート調査で、日本滞在時の通信環境に対する不満や外国語での観光情報を探したいとの要望が寄せられたと明かす。今回の実証実験で、こうした点を改善するうえでの実験にスマホ無償貸与という方法が選ばれたようだ。

   ただ実験なので、用意される端末の数は50台に限られる。このため大々的なピーアールは行わない。貸出場所である県内5か所の観光案内所に来て初めて、こうした「サービス」があると気づく外国人は多いだろう。広報に力を入れると貸与数が追いつかなく恐れがあるが、広く知らせないと逆に利用者が少なく、県が分析に使うデータが得られるかという不安も出そうだ。

   端末の盗難対策についても取材した。貸出期間は3日間で、それを越えても戻ってこない場合は遠隔操作で通信を遮断し、利用できないようにする。それでも端末自体は「持ち逃げ」されるかもしれない。県の担当者によると、handy社におけるこれまでのホテルでの導入実績から、盗難事例はあまりないとのことだが、今回は「盗まれるかどうか」も実験の対象項目になっていると話した。

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