2019年 1月 21日 (月)

犬・猫飼えば「手っ取り早くSNSで有名に」 はあちゅう投稿に「ペット遺棄助長」批判

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   「手っ取り早くSNSで有名になりたかったら猫か犬を飼うとよいらしい」――。作家でブロガーのはあちゅう氏(32)のこんなツイートが、インターネット上で賛否を呼んでいる。

   問題視されたつぶやきは、SNSで影響力を持つアカウントについて論じる中で投稿されたもの。犬や猫など動物が登場するコンテンツはネット上での「受け」が良い、などの傾向を伝えた内容だ。

   しかし、はあちゅう氏の今回のツイートには、動物好きとみられるユーザーから「安易な遺棄に繋がりそう」「命をなんだと思ってるんですか?」といった批判的なリプライ(返信)が殺到。いわゆる炎上状態となっている。

  • 動物好きからは「安易な遺棄に繋がりそう」と危惧する声も…
    動物好きからは「安易な遺棄に繋がりそう」と危惧する声も…

動物コンテンツは「最強」?

   はあちゅう氏は2018年2月16日、Instagram上で影響力を持つ「インスタグラマー」の友人と話をしたとして、SNSをめぐる動向や人気を得るための戦略などを分析するツイートを複数回にわたって投稿した。

   いま問題視されているのは、はあちゅう氏が一連の投稿の「余談」としてつぶやいたもの。「手っ取り早くSNSで有名になりたかったら猫か犬を飼うとよいらしい」と切り出し、

「動物コンテンツは必ずPVが取れ、炎上しづらく、個性も出やすく、自分がネタを作らなくても動物が勝手にネタを作ってくれる。インスタもご飯×犬とか、子供×猫とかにするとご飯だけ、子供だけの人と差別化できる」

と伝えたのだ。ツイートの末尾には、「動物最強」との一言も添えている。

   はあちゅう氏といえば、大学生の頃からブロガーとして活動。『「自分」を仕事にする生き方』など、これまでに発表した著書は10冊以上。ツイッターのフォロワーは17万人以上(19日夕時点)で、有料制オンラインサロンも運営するなど、SNSを効果的に用いて活躍の幅を広げてきた。

   こうした彼女の経歴もあり、今回の投稿についてネット上では「安易に犬猫を飼う人を増やしかねない」といった趣旨の批判が出ることになった。ツイッターやネット掲示板には、動物好きとみられるユーザーから、

「酷すぎる。この文章を見て気軽に犬や猫を飼い、フォロワー数が増えなければ捨ててしまうか保健所行きが目に見えてます」
「有名になりたいなら、と言う理由で動物を飼うことを勧めないでください」
「『動物』って、そんな人間のSNSの承認欲求を満たすための『道具』なんですか?『動物最強』って最後の文章が、とても悲しい」

といった批判が相次いで寄せられている。また、大の愛猫家で知られるミュージシャンの坂本美雨さん(37)も18日、

「触れるのもいやだけど、やっぱりこういう考え方を目にしてしまうと、悔しいし、悲しいね」

とツイートしていた。

はあちゅう「日本語がもはや通じてない」

   一方、今回のはあちゅう氏のツイートを擁護するユーザーも目立つ。単にSNS上での傾向を伝えているだけだとして、

「はあちゅうは有名になるために犬猫を飼えとは言ってないし、動物でビューとれるのは事実」
「単に傾向を指摘しただけのはあちゅう氏を責めるのではなく、ツイートに従って安易に動物を利用しようとする人に注意を促した方が良い」

といった意見も寄せられている。

   実際、はあちゅう氏も18日のツイッターで、一連の批判を受けて「そんなの動物がかわいそう!みたいな人が押し寄せてますねー。それを私に言ってどうするの?って感じ」と反論。その上で、

「事実を書くだけで『そういうことを推奨するのは間違ってます』ってつっかかってくる人って日本語がもはや通じてないんだよなぁ(中略)勝手に頭の中で情報書き換える人に相手してらんない」

と呆れた様子で呟いていた。

   ただ、こうした本人の反論について、「はるかぜちゃん」こと女優の春名風花さん(17)は19日のツイッターで、SNSの反響欲しさにペットを飼い始めてすぐに捨てる人がいることは事実だとして、「その人を助長するようなツイートだったから、注意されたのではないでしょうか」と反応。その上で、

「確かに事実を述べているだけだけど、でもこれを本当にやってしまう人が大勢いること、SNSのためにうみだされ苦しみ死んでいく何の罪もない子達を看取っている人が、これをみてどれほど苦しい想いをするかを踏まえた上でポストしてもらえると、個人的に『ぼくは』嬉しいです」

とも訴えていた。

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