2024年 3月 19日 (火)

「佐藤の分まで金メダル」 高木インタビューに感動の嵐

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   平昌五輪スピードスケート女子マススタート決勝が2018年2月24日に行われ、高木菜那選手が金メダルを獲得した。

   「佐藤の分まで金メダルを取りに行くぞという気持ちでやって」――。高木菜選手がレース直後のインタビューで述べたチームメイトへの思いが感動を呼んでいる。

  • 平昌五輪出場を報告していた高木菜那選手のツイッター2017年12月31日の投稿
    平昌五輪出場を報告していた高木菜那選手のツイッター2017年12月31日の投稿
  • 平昌五輪出場を報告していた高木菜那選手のツイッター2017年12月31日の投稿

「2人でワンツーフィニッシュを狙っていた」

   今大会から行われるようになったマススタートは、準決勝12人、決勝16人が一斉にスタートして400メートルのリンクを16周する種目。高木菜選手は準決勝を5位で通過し、決勝は大混戦の中で初代女王の座を獲得した。パシュートに続いて自身2個目の金メダル。1大会で2個の金は、1998年長野五輪のスキージャンプ・船木和喜選手以来20年ぶりの快挙となった。

   金メダル獲得直後のインタビューで高木菜選手は「この種目が始まってから銀メダルや銅メダルと表彰台にのぼったことはあったんですけど、金メダルという一番高いところにのぼったことはなかったので、最高の舞台で一番高いところに立ててうれしいです」と語った。終盤の追い上げについて「オランダ勢が2人いたので、作戦的に2人で最後しかけてくると思ったので、イレーネ選手の後ろについて狙えるところで狙っていこうと考えていました」と狙い通りの展開だった。

   競技の準決勝ではもう1人の日本代表、佐藤綾乃選手が転倒。2人で決勝に進むことは叶わなかった。高木菜選手はインタビューで

「1回目で佐藤が転んでしまったので、2人でワンツーフィニッシュを狙っていたんですけど、佐藤の分まで金メダルを取りに行くぞという気持ちでやって、パシュートでもメダルを取れたので落ち着いて、マススタートに挑めたなと思います」

と仲間への思いを語っている。

   優勝直後に出たこのコメントにツイッター上では

「準決勝で転倒してしまった佐藤選手の分もって最後に振り切って初代女王になったことにやっぱりチームの大切さを感じる」
「佐藤の分まで金メダル取りに行くぞ!!って思って取れる高木菜那カッコイイ」

といった感動の投稿が続出した。

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