テニスのBNPパリバ・オープンの女子シングルス準決勝が2018年3月16日(日本時間17日)、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、世界ランク44位の大坂なおみ選手(20)が同1位のシモナ・ハレプ選手(26)を2-0で下す大金星を挙げた。これまでの対戦成績は大坂選手の3敗だった。だがこの試合、身長180センチから繰り出す超高速サーブがさく裂。パワフルなショットも次々と決まり、第1セットの2ゲーム目でいきなりブレーク。6-3で1セット目を奪うと、2セット目は1ゲームも与えない独壇場だった。決勝の相手は世界ランク19位大坂選手はパリバ・オープンの初戦、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ選手にストレートで勝利すると、準々決勝までにわずか1セットしか落とさない圧巻の試合を展開。好調ぶりをアピールしていた。今回の結果にツイッターでは、「大坂なおみちゃん...これ倒せる人おるん?ってくらい強かった...」「大坂なおみどうした、、凄すぎるぞマジで!?!?」と、驚きや祝福の声が殺到。「大坂なおみ選手 錦織圭選手より先にマスターズ優勝来ちゃう、オメ!」「錦織より先にマスターズ1000を制覇するのか大坂なおみ」と、錦織圭選手(28)でも成し遂げていないマスターズ大会優勝を期待する声も相次いだ。決勝は日本時間19日、世界ランク19位のダリア・カサトキナ(20)と対戦する。悲願のツアー初優勝まであと一歩だ。
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