2024年 4月 19日 (金)

ここは嫌韓系の掲示板? 内閣府「国政モニター」の中身が物議

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内閣府「個々の意見を尊重してそのまま載せている」

   これらの「意見」の数々は、ブログ「ロジ・レポート」が2018年4月30日に取り上げたことでにわかに注目を集め、ツイッターなどで「ヘイトスピーチではないか」などと議論を呼ぶこととなった。

   国政モニター制度は1962年、当時の池田勇人首相が、国民の声を拾い上げるために立ち上げたもので、毎年600人程度が公募される。選ばれたモニターは、内閣府によるアンケートなどへの協力が求められるほか、随時「国の行政施策全般に関するご意見」を提出することになる。

   上に挙げたのは、その「ご意見」の数々だ。「誹謗中傷」「差別的な内容」などは、「ご提出いただいても公表いたしません」としているのだが――。

   内閣府政府広報室の担当者は5月1日、J-CASTニュースの取材に、

「ネット上での議論は把握しており、どのような内容かを現在確認中。寄せられたものは、個々の意見を尊重して原文のまま載せている」

と、困惑をにじませる。

   実はすでに、2016年度を最後に募集はストップしており、現在は「休止中」だ。もしかして、指摘されているような「意見の偏り」が原因?

「いいえ、違います。これまでは600人程度の方のみが対象だったので、よりたくさんの人からの意見を集めるシステムを工夫したいと考えてのことです」
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