ミュージシャンのGACKTさんが、2018年5月18日にインスタグラムを更新し、16日に急性心不全で亡くなった歌手の西城秀樹さんとの関わりについてつづった。西城さんが憧れの存在であったこと、一緒のステージで歌った際には圧倒されたことなどに触れ、「#永遠のヒーロー」などのハッシュタグをつけ、追悼のメッセージを発表した。「背中の大きい兄貴」の訃報に衝撃GACKTさんのこの投稿には、30分ほどで6000件を超える「いいね!」が寄せられたほか、ファンからもコメントが殺到した。「ボクGACKTがMALICEMIZERのボーカル時代から目をかけて頂いた西城秀樹さんが亡くなりました」と、以前所属していたバンド「MALICEMIZER」(マリス・ミゼル)時代から交流があるとつづり、「初めてお会いした時のことは今でもハッキリと覚えています。ボクが座ってる席にやってきて『オマエ、いい声してるよな。歌も上手いしイケてるぞ!ずっと会いたかったんだよ、ガクト!』と笑顔ではあるものの凄まじいオーラでその場にいたミュージシャンを圧倒していた記憶が鮮明に残ってます」と、初対面の思い出を明かし、「まだ当時、24だったボクには背中の大きい兄貴でした」と振り返った。トリビュートに参加、ステージで共演...音楽での交流もGACKTさんは以前にも西城さんのトリビュートアルバムに参加し「傷だらけのローラ」をカバーしたことがあり同曲を共に歌ったこともあるなど、音楽面でも交流があった。ステージでの共演は西城さんからの「一緒に歌いたいからオマエ、番組に出ろよ、なっ!」の声かけにより実現したといい、その時のことを「まだペーペーのボクが緊張しないようにステージでもリードしてくれました。同じ舞台に立った時には圧倒的な歌唱力と表現力を間近に、『こんな風に表現力がつけられるようになろう、、、』と思ったものです」と振り返った。また、「ことあるたびに『元気にしてるか!』と心優しく気遣ってくれた秀樹さんがこんなにも早くに他界されたことは本当に残念としか言えません」と、西城さんが生前、度々GACKTさんのことを気遣う言葉をかけたことにも触れ、「安らかに眠りにつかれることを心から祈ると共に、表現者としてもまだまだ秀樹さんには追いついてはいませんが、これからもしっかりと追いつきたいと思います。ご冥福を心からお祈りします」と、追悼のメッセージを送った。
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