2024年 4月 26日 (金)

新潟遺族コメント、テレビが伝えなかった一文 「どうかこのような心情をご理解いただき...」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

テレビ局「被害者の自宅前から...」

   この部分は、内容からして市民一般向けでなく、メディア向けのものと見られるため、あえて読み上げる必要はないと判断された可能性はある。ただ、ツイッター上では、

「どの番組も遺族のコメントを読み上げるも大事な部分がカットされてる」
「遺族コメントの最後の段を省いてるところが多いんだよな...きたない、さすがきたない」
「最後に取材等はご遠慮下さいって書いてあったろー。なんでそこは読み上げない?」
「マスコミの都合の悪い文面は読まなかった」

といった声が続々とあがることになった。

   J-CASTニュースは18日、新潟県警への取材で、遺族のコメントに確かにこの一文があったことを確認した。また、「家族一同」名義で出されており、冒頭には「報道機関の皆様へ」と宛先が記されている。

   遺体が発見された7日以降、マスメディアは事件現場周辺に押し寄せ、その様子を相次いで伝えた。

   とりわけ、14日夕方放送の「プライムニュース イブニング」(フジテレビ系)は物議を醸した。この時、逮捕状が請求されるという大きな動きがあったが、番組では「○○ちゃん(※実際の放送では女児の実名)の自宅前から最新の動きをお伝えします」として、遺族の自宅の映像を放送した。中継したレポーターも「○○ちゃんの自宅前です」とはっきり述べ、カメラは180度回して家の前の道路を一方から反対方向まで広く映した。報道陣が20人前後集まっているのが確認できた。

   こうした取材攻勢に、ツイッターでは

「被害者の自宅をテレビとかで流すのって、報道ハラスメントなんじゃないのかね?」

と疑問を投げかける声が複数あがっていた。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中