お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん(27)が、18年前にテレビで密着取材を受けたときの歌手の浜崎あゆみさん(39)のモノマネを披露したところ、ファンらから怒りの声が相次いでいる。もっとも、「懐かしい!」「面白かった」との声もあり、賛否が分かれている。上くちびるを尖がらせて 「メチャクチャ憧れている人」。ゆりやんさんは、2018年5月22日夜放送の日本テレビ系番組「ものまねグランプリ」への出演に当たって、楽屋で浜崎さんへの思いをこう語った。 番組では、芸人72人が男女対抗戦を行い、ゆりやんさんは、特定の人のモノマネに初めて挑戦したという。 サングラスに白い服で21歳の浜崎さんに扮して登場し、まず、なぜ歌を歌い始めたかの質問を受ける。 これに対し、ゆりやんさんは、上くちびるを尖がらせて浜崎さんに成りすまし、「居場所がほしかったから」とナゾめいた答えを返す。 「えー、なんか怖い今の質問。だって、まだ会って5分しか経ってないんですよ。それなのに、なんで歌を始めたんですかって言われたら、怖いじゃないです?」 次に、歌っているときと歌を作っているときの違いを聞かれ、「歌ってるときは浜崎あゆみっていうアーティスト、作ってるときはあゆ」と浜崎さんの仕草をマネて答えた。 ナレーションが「自分の居場所、そんな言葉だけがまるで謎かけのように残された」と告げると、それから次々に18年前のシーンが再現された。「浜ファンいちいちピリピリしすぎ」との声も ゆりやんさんがモノマネをしたのは、日本テレビ系のドキュメンタリー番組「スーパーテレビ情報最前線」が浜崎あゆみさんを密着取材したときのものだ。 ファンの間では、浜崎さんが音楽界に旋風を巻き起こしつつあったときのメモリアル的放送だったらしい。 モノマネが終わると、ツイッター上などでは、次々にファンらから不満の声が上がった。 「ゆりやん酷い」「マジで似てないし面白くない?全国のあゆファンを敵に回したな?」「あゆのこと馬鹿にしすぎやろ」... シリアスなドキュメンタリーをネタにしただけに、「ものまねのネタにするような事じゃないんやけど」「好きなシーンだからモノマネしないで欲しかった...」との声も出た。 一方で、「懐かしい!」「めっちゃ、面白かったw」「このモノマネ嫌いじゃないよ」とゆりやんさんの芸に理解を示す向きも多かった。ゆりやんさんも、敬意を込めて演じたのではないかとして、「浜ファンいちいちピリピリしすぎだわ」との指摘もあった。
記事に戻る