2024年 4月 18日 (木)

関学大・小野D、内田会見バッサリ 「宮川くんの話に真実ある」

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   日大アメフト部側からの再回答を受け、関西学院大の鳥内秀晃監督(59)、小野宏ディレクター(57)が会見し、日大の内田正人前監督(62)らへの不信感を露わにした。

   「あまり前の回答と変わりないという印象です」。鳥内監督は、2018年5月26日午後からの会見で、回答書を読んだ感想を記者から聞かれて、渋い表情でこう答えた。

  • 内田前監督らの会見に、関学が不快感を表明
    内田前監督らの会見に、関学が不快感を表明
  • 内田前監督らの会見に、関学が不快感を表明

「井上コーチですら物言えない環境で、教育できるのか」

   内田前監督は、会見などで「すべて私の責任」だと説明していたが、鳥内監督は、「もしそう思うなら、会見で発言内容が変わっていたはずだと思います」と指摘した。

「本当の責任をあいまいにしている。井上(奨)コーチは、内田監督を気にして、思っていることを言えていないなと思いました」

   小野ディレクターは、内田前監督からの指示だと会見で証言した宮川泰介選手(20)を引き合いに出し、「私は、宮川くんの話に真実があると思います」と断言した。「でないと、話に整合性が保てないからです。宮川くんが解釈を間違えたとは考えていません」。

   鳥内監督も、この発言に反応し、「私も宮川くんは真実を語っていると思う」と同意した。「井上コーチですら何も物が言えないような環境で、教育ができるのかなあと思ってしまう。内田監督が本当に責任を感じているのなら、もうちょっと違う説明があると思いますよ」

   関学大の会見では、日大からの再回答について、「多くの矛盾が存在し、真実とは到底認められない」と突っぱねた。

「内田前監督らの会見は極めて不自然」

   その理由として、重大な反則をしたのに宮川泰介選手をベンチに戻さなかった、厳しく注意したようにも見えない、宮川選手へのヒアリングも長く行われなかった、などの疑念を挙げた。そして、内田前監督らの真意と宮川選手の受け止めにかい離があるというのは無理があるとしている。

   小野宏ディレクターは、「内田前監督らの会見は極めて不自然で、真実を語っているとは思えない」と述べ、日大との定期戦については、安全が担保できないとして、十分な信頼を回復できるまでは中止にすることを明らかにした。

   悪質タックルの被害にあった選手の父親が警察に被害届を出していることから、今後については、「捜査機関での解明に期待したい」と語り、捜査には全面的に協力するとした。

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