2024年 5月 4日 (土)

小西寛子、おじゃる丸役を「強制降板」と告発 NHKは否定、事務所は大反論

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「プロデューサーの音声は、テープに録ってある」

   NHKの広報局は6月11日、小西寛子さんのおじゃる丸役降板について、次のように取材にコメントした。

「ご指摘のような音声の無断使用の事実はないと聞いています。関連団体の担当者もツイッターにあるような発言はしていないと話しており、外部の関係者を含めさらに確認を進めています。契約満了まで務められており『収録の話が来なくなった』というものではないと考えています」

   今回新たに起きたトラブルについては、おじゃる丸のアニメとは関係がないとしたが、「(NHKの:編集部注)関連団体の元社員に関わるものでしたが、適切に対応しました」と言い、問題はないとしている。

   これに対し、小西さんの所属事務所は、J-CASTニュースの取材に対し、NHKのコメントに全面的に反論した。

   18年前のおじゃる丸プロデューサーの音声については、テープに録ってCDに焼いてあるとして、「事実はあると考えています」と担当者は話す。

「NHK側は、著作隣接権侵害を認めると大ごとになってしまうと考えているのでしょう。広報局は、『聞いている』ということですので、事実がないとは断言していないように思えます」

とも語る。

   今回、新たに発生した「事件」については、おじゃる丸とはまったく別のことで、数か月前にNHK関連会社と提携している業務で事務所の代表が小西さんと同様な被害に遭ったという。

「NHK関連会社は、事実関係を認めて、執行役の方から電話で謝罪を受けています。しかし、書面での回答がまだありませんので、適切な対応ではないと思います。この件については、NHKが広報すべきだったのでは。和解の余地はありますが、NHKの対応によっては、法的な手段も検討することになると思います」
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