2019年 12月 5日 (木)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
ガチンコ政治交渉としてはまずまず 米朝会談、「トップ同士が合意」の意義

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拉致問題をトランプ大統領が提起

と同時に、制裁は当分緩めることはないとも言っているので、北朝鮮の出方をうかがいながら、実務協議が行われるのだろう。

   そして、日本として重要な拉致問題をトランプ大統領が提起した。拉致問題は、人権問題でもあり、アメリカも渡りに船の問題だ。日本も日朝首脳会談や実務協議に関わったりするが、拉致問題は日本としての重要な外交カードになる。かつての6か国協議では、拉致問題はほとんど顧みられることはなかったが、今回は、日本にとって大きな有利点である。

   こうしてみると、日本や安倍総理が「蚊帳の外」であるといってきた人は今頃どう反応しているのだろうか。日本が「蚊帳の外」になって、制裁において日本ははしごを外されているという批判もあり、そう批判する人たちの多くは、ボルトン大統領補佐官は米朝首脳会談から外されると言っていたが、ボルトン大統領補佐官は、拡大会議の米側4人の中にしっかりと入っていた。

   いずれにしても、安倍総理はトランプ大統領にとって欠かせない日本の政治家であることがハッキリわかった。トランプ大統領は、記者会見で安倍総理から正しいことを教えてもらったとまで言い切ったからだ。この時期に、これまでの経験豊富で各国要人とのパイプが強い安倍総理以外に上手く対処できる日本の政治家がいないのも事実だ。これからの実務的な協議は安倍総理が握る。

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