2020年 9月 24日 (木)

國學院大職員有志が学生向けに「読書案内本」 池上彰、池井戸潤ら著名人109人が1冊ずつ推薦

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   学生の読書離れに歯止めをかけよう――國學院大學(本部・東京都渋谷区)職員有志らの運動がキャンパス内外で注目されている。学内に2017年、読書スペースを設けたのに続き、著名人109人が登場する「読書案内本」を制作。出版関係者が驚くするほどの出来栄えで、18年4月に刊行された。

  • みちのきちプロジェクトのメンバー 鈴木一匡さん
    みちのきちプロジェクトのメンバー 鈴木一匡さん
  • みちのきちプロジェクトのメンバー 鈴木一匡さん

プロジェクト推進した職員有志らに聞く

   書籍は『みちのきち 私の一冊』(弘文堂)。各界の著名人109人の「思い入れの深い一冊」を集めたものだ。発売後まもなく増刷がかかった。関連のイベントも進行中だ。とびらを開いた目次には、ジャーナリストの池上彰さん、映画化され上映中の「空飛ぶタイヤ」や「陸王」「下町ロケット」などで知られる作家、池井戸潤さんや、東京都の小池百合子知事の名前が見える。

   一連の活動は「みちのきち」と名付けられている。「未知のことを既知に変える基地」という意味を込めている。プロジェクトがスタートしたのは2016年5月。学内の会議で石井研士副学長から、学生に読書を促すための提案を求める発言があり、10人ほどの職員有志が動きだした。すでに学内調査で、学生の読書離れが思った以上に進んでいることが判明。「マンガや雑誌を除く1週間の読書時間ゼロ」という学生が3割超を占めたことの衝撃が大きかったという。

   第1弾として実を結んだのが、読書スペース「みちのきち」の設置。渋谷キャンパス正門の向かい側にある「学術メディアセンター」に、プロジェクト発足1年後の17年4月に誕生した。同センターには図書館があるが、それとは別仕立てで、カフェに隣接したオープンラウンジ。「食べる」「ものがたり」「日常」など7つの選書テーマを設定し約800冊を備えている。プロジェクトを推進した職員有志の一人、財務部の篠田隆行経理課長によると、蔵書は学生らに興味を聞きながらそろえたが、中には読書が大切といわれても、そもそも何を読んでいいのか分からないという答えが少なからずあったという。

國學院大學の読書スペース「みちのきち」
國學院大學の読書スペース「みちのきち」
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