2024年 4月 27日 (土)

「城壁!」「要塞!」 ヒンシュク買ったTBS土井アナのW杯「絶叫実況」

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「少しずつ城壁に亀裂が入っています!」

   直後、解説の元日本代表・戸田和幸氏が「今スペインは1トップのジエゴ・コスタのまわりに誰もいないですね」と攻めきれない一因を説明したが、土井アナは「あー本当だ!」とタメ口のような受け答えになった。

   「岩盤」に端を発し、「砦」「固い岩」「城壁」など、崩れないロシアの守備に対する比喩が多発。スペインの選手がペナルティエリアに侵入する場面が増えると、より「城壁」の使用頻度が増す。後半ラスト10分間だけでも、

「どんなに固い城壁でも、少しずつ少しずつ中に入っていけば、いつか崩れる!」
「少しずつ城壁に亀裂が入っています!」
「モスクワのルジニキに作られたこの城壁は、まだまだ固さを残しています。ただ少しずつ侵入し、城壁の隙間から崩しているスペイン!」

といった具合に何度も登場している。

   1-1のまま延長戦に突入すると、攻めあぐねながらもゴールに迫り続けるスペインの状況を、「まさに故事でいう『雨垂れ石を穿つ』、水滴でも何度もそこに当たっていけば石も砕けていく」と故事成語で表現。両チーム点が入らず、延長後半には「ルジニキの城壁をまだ崩すことができません!」と止まらない。雨が降り出した同11分には「風雲急を告げる、というこの雨です」と表現。だがスコアは変わらずPK戦に突入した。

   PK戦は、スペインのキックがGKに2本防がれ、ロシアの勝利が決定。土井アナも「スペイン、ルジニキ・スタジアムで散ったぁーーー! ルジニキに築かれた要塞、城壁、崩れなかったロシア!」「ルジニキの要塞は鉄壁でした!」と、すっかり「城壁」を連呼していた。

   また、「守り勝ったロシアの最後のヒーローがGKというのはある意味必然かもしれません!」と興奮。ただ、戸田氏は「ただ、彼らは守れるだけでなく、最後までボールを奪いに行く、相手ゴールをめざすというプレーを見せ続けました。その攻撃があったからスペインは攻撃の人数をかけきれなかったところがあったと思います。固い守備とゴールへの意欲を見せ続けたからこそ勝利できたと思います」と冷静に総括し、試合を終えた。

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