2018年 11月 16日 (金)

大坂なおみ会見「全質問」 メディアは彼女に何を聞いたか

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   大坂なおみ選手がテニスの全米オープンで初優勝した後、凱旋帰国して臨んだ日本での会見。約30分の質疑に14人の記者が質問に立った。

   記者らは大坂選手から何を聞き出そうとしたのか。大坂選手の回答を中心に各メディアが多くの記事を出すなか、会見で出た全質問を紹介する。

  • 大坂なおみ選手(2018年9月13日撮影)
    大坂なおみ選手(2018年9月13日撮影)

質問記者、最多はテレビ局

   2018年9月13日朝、大坂選手は横浜市内で記者会見に臨んだ。その模様は、NHKなどが実況中継した。質問した記者は14人。所属の内訳は、テレビ局記者9人(うち、情報番組5人、ニュース番組1人)で、あとは、海外通信社、国内通信社、ネット媒体、英字紙、テニス専門誌の記者が各1人だった。

   会見冒頭の主催者側質問のあと、記者側の代表質問として、テレビ朝日記者(以下、媒体名のみを記載し、「記者」は省略)が質問した。優勝へ祝意を表したあと、

(1)「現地のインタビューで『まだ夢のようで実感がない』というお話をされていましたが、帰国して実感という部分、心の中の変化というものがありますか」
(2)「日本のファンの声は届いていましたか。そして日本に戻ってきて日本のファンにメッセージはありますか」

と2問を聞いた。

   次はフジテレビ「とくダネ!」。

(1)「大坂選手は試合中、ネガティブになると言われていたんですが、ポジティブにどうやって意識をもっていけたのか。ネガティブさが克服できない人もいると思うんですけど、少しアドバイスをお願いします」
(2)「(大会期間中)北海道で地震がありました。おじいさまも北海道にいらっしゃると思うんですが、北海道の地震がプレーやパフォーマンスに与えた影響はありますか」
(3)「勝つと、日本で抹茶アイスクリームを食べたいと仰っていましたけど、もう食べられたんですか。(回答)食べなかった!今後はどうするんですか。このあとは食べるんですか」

   3人目は日本テレビ。

(1)「4時半に(日本に)着いてまだ5時間しか経っていませんが、ハウ・ドゥー・ユー・フィール、今いかがですか」
(2)「かつてインタビューで2019年までにTOP10に入る、そしてグランドスラムで優勝するという話がありましたけれども、既に達成し、次の目標、ゴールは世界ランキングトップ、1位、いかがですか」

   4人目は日本テレビ「シューイチ」。

(1)「優勝した瞬間から今までで、かけてもらった言葉の中で1番嬉しかった言葉は何でしょうか。それは誰からの言葉でしょうか」

   5人目はフジテレビ「(直撃LIVE)グッディ!」。

(1)「優勝したことで、日本で『大坂なおみブーム』となっていまして、この現状をご自身でどう思いますか」
(2)「(今回は試合のため)お忙しいと思うんですが、もしお時間があれば、日本でやってみたいこと、行ってみたいところ、何かありましたら教えて頂けますでしょうか」
(3)「大坂選手といえば、おしゃれで有名ですけれども、今日されているパールのイヤリングは、特別な思いのあるものでしょうか」

   6人目は海外通信社のAFP(英語。翻訳はNHK中継)。

(1)「(優勝や表彰台での)瞬間を楽しめなかったと残念に思いますか?(対戦相手の)セリーナがその場の注目を奪ったと思いますか」

大坂選手は笑顔で回答

   7人目はTBS「ビビット」。

(1)「日本に戻られて会いたい方っていますか」
(2)「(回答受け)お姉さまと会ってどんなことを日本でしたいですか」
(3)「おじいさまにも会われる予定もあるのでしょうか」
(4)「東京オリンピックで大坂選手がメダルを持っているところを見たいって思っている人が多いと思うんですけども、ご自身の東京オリンピックへの思いを教えてください」

   8人目はフジテレビ。

(1)「インスタグラムにたくさんの写真を掲載されていますけど、先ほども行きたい場所の話とかがありましたが、次、日本でお時間できた時に、どんな写真を誰と、どんな場所で掲載したいと思いますか」
(2)「日本に帰ってきて、日本でメッセージを伝えるとしたら、どんな言葉が頭に思い浮かびますか」
(3)「(回答が若干混乱)あらためて、日本語でメッセージをお願いします」

   9人目は、専門誌の「テニスクラシック」編集部。

(1)「今回の活躍を見て、日本中のたくさんの子供たちがテニスに興味を持ち、大好きになってくれたことと思います。そんな子供たちに向けてメッセージをお願いします」

   10人目はフジテレビ「プライムニュースalpha」。

(1)「試合後のインタビューだったり、発言がすごく話題になっていたことは、ご存じですか」
(2)「どういうことを意識してコメントされているんでしょうか」

   11人目は、通信社の共同通信。

(1)「(先の質疑にあった)錦織(圭)選手からのメッセージの内容と、どう返信したか。錦織選手は、大坂選手にとって、どういう存在なのか、教えてください」

   12人目は、日本テレビ「ZIP!」。

(1)「大事にされている日本語ですとか、好きな言葉はありますか。もしありましたら、理由も教えてください」
(2)「アメリカの生活の中で、日本語を学ぶときは、どのように勉強されているのでしょうか」

   13人目は、ネット媒体のハフポスト。

(1)「海外の報道で(大阪選手の)活躍とか存在が古い日本人像を見直したり、考え直すきっかけになっているという様な報道がありますけど、ご自身はアイデンティティーを含めて、その辺をどのように受け止めていらっしゃるのか、考えを聞かせてください」
(2)「(テニスに関して?と逆質問を受け)テニスというよりも、古い日本像というものが、その、日本人の間に生まれた人が日本人という古い価値観があると思うんですけど、大坂選手の活躍で、バックグラウンドが報道される中で、そういった考えが少し、変えよう、変わろうという動きも出ていると思うんですけれども」
(3)「(司会が『最後の質問...』)もう1問だけ、いいですか」(司会は「いや、結構です。最後にします」)

   最後の14人目は英字紙のジャパンタイムズ(英語。翻訳はフジテレビ中継)。

(1)「この勝利からテニス人気は、日本で、どのように盛り上がっていくと思いますか」

   質疑は約30分間だった。上記の質問数の数え方は、たとえば「記者の質問→回答→記者の再質問」の場合は「2問」としており、1回の質問の中で質問項目が複数あっても「1問」としている。

   すると、質問数は14人で計29問。大雑把に分類すると、1番多かったのは、優勝した試合やテニス関連で10問(うち1問は東京五輪)。次に目立つのは「日本でやりたい事」系で6問。ファンへのメッセージものも4問(うち1問はテニスと重複)だった。

   大坂選手は、一部質問では、記者の意図を掴みかねるような素振りも見せたが、時折ユーモアを交えながら、何度も笑顔を見せて誠実そうに回答していた。

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