2019年 10月 19日 (土)

金足農・吉田輝星、松坂大輔との違い メジャーリーグの現役スカウトはどう見たか

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   金足農(秋田)の吉田輝星投手が2日、福井国体の準々決勝、常葉大菊川(静岡)戦に先発し、11奪三振を奪う5回4安打無失点で高校最後の公式戦を勝利で飾った。試合後、プロ志望届の提出に関して明言を避けたが、本人のプロ入りの思いが強いことからもプロへ進む可能性が濃厚となった。

   常葉大菊川戦では、自己最速となる152キロをマークするなど日々進化し続けている吉田。プロ入りを正式に表明すれば、今秋のドラフトの目玉になることは間違いなしで、各球団からの1位指名も十分あるだろう。

   メジャーリーグの現役スカウトは吉田のプロ選手としての可能性をどう見ているのか。メジャーの視線で分析してもらった。

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変化球の精度がどうなのか

「甲子園で見た吉田選手の第一印象は、体が強くてバネがあるピッチャー。体全体を使ってがむしゃらに投げているというのが、強く印象に残りました。いかにも高校生らしいピッチャーですね」

   吉田がプロ入りした際に即戦力として通用するのか。これに関しては疑問符を付けた。

   「高校生としては確かにスピードがあるが、プロに入れば並のピッチャーでしょう。それにプロの打者を打ち取るには球の精度がまだ低い。プロの打者は選球眼が良く、ボール球に手を出しませんから。100パーセントの力を使わなくても常に質の良い球を投げられるようにならなければプロでは通用しないでしょう」と課題を指摘した。

   また、高卒でプロ入りした年に16勝をマークした当時西武の松坂大輔(中日)と比較し、松坂と吉田の共通点と違いを説明した

「松坂選手と吉田選手はあまり上背がなく、ボールに縦の角度がそれほどつかない。互いに勢いで投げるピッチャーです。ただ、松坂選手の場合、変化球の精度が高かった。これがあったからプロの打者に高めのストレートを振らせることが出来た。ここが吉田選手との大きな違いです」
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