2020年 9月 21日 (月)

金子千尋「電撃獲得」可能にした日ハムのブレなさ 速攻オファーの背景を探る

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   日本ハムは2018年12月4日、元オリックスの金子千尋投手(35)と来季の契約合意に達したことを発表した。球団は1年契約の年俸1億円前後を提示したとみられ、これに出来高が付くもよう。金子は2日に自由契約選手として公示されたばかりで、日本ハムはわずか2日間の速攻劇で大物投手の補強に成功した。

   日本ハムが金子と交渉していたことが発覚したのが昨日(12月3日)のこと。交渉の日時や場所については明かされなかったが、昨日午後にはすでに日本ハムは金子と交渉のテーブルに付き、条件を提示していた。この交渉でよほどの手応えを感じたのか、吉村浩GMは「結論が出るのは早いと思う」と語っており、この言葉通り翌日には契約合意に達した。

   通算120勝の右腕を巡っては、複数の球団が獲得を視野に入れ、水面下で調査に乗り出していた。ただ、高額な年俸がネックとなり、他球団の動向を探るように、金子が自由契約として公示されてから公に獲得に名乗りを上げる球団は現れなかった。

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120勝右腕に異例の速攻劇

   水面下で速攻を仕掛けた日本ハムは、初交渉の場で金銭面以外の「セールスポイント」を熱烈アピール。栗山監督の野球観をはじめ、日本ハムのチームカラー、フロントの考え方などを熱く語ったという。この熱意に金子の気持ちが大きく傾いたとみられる。

   今季、17試合に登板し、防御率3・87、4勝7敗で終えた金子だが、先発としての力はまだ十分に残っている。日本ハムは先発投手の補強が課題のひとつで、今季は上沢がチームトップの11勝を挙げ、これにマルティネスの10勝が続くが、自由契約となったマルティネスが残留するかは微妙なところで、金子の入団は補強ポイントにマッチする。

   異例の速攻劇で120勝右腕をくどき落とした日本ハムだが、なぜこのような攻勢をかけることが出来たのか。プロ野球関係者は、その答えは日本ハムの球団の体質にあるという。

「日本ハムはスカウティングに定評がありますが、なんといっても補強に関しては方針にブレがない。現場が、これと決めた選手にはフロントが一丸となって徹底して動く。ドラフトでもそうですが、現場とフロントが一体化しているので、他の球団よりも動きが早いんです」
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