2020年 2月 17日 (月)

山里亮太編集長、首都直下地震を考える 「日本に安全なところはない」

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「地図を見てると完全に絶望ですね」

山里: もう、地図を見てると完全に絶望しかないですね。

平田: 東日本大震災の前も、東北は地震が多く起こっていたんです。北海道も太平洋沖で沢山起きています。関西は地震がないのかというとそんなことはなくて、やはり多く起きています。九州でもそうです。これは過去に起きた地震なので、「昔起きたかもしれないけども将来は起きるとは限らない」とは言えますが、「昔起きた場所でまた地震が起きても不思議ではない」というのが地震学者の見方です。

山里: みんな自分のところには地震が来ない、って思っているところがありますよね。そう言っている自分も、なんだかんだ言って今自分が住んでいる東京にはそんなのこないんじゃないかって......。

news_20181212150051.jpg

平田: じゃぁ、ちょっとこちらの地図を。パッと見ただけで日本地図全体でも白い(地震のリスクが低い)ところがないんですね。北海道から九州、沖縄まで。
今表示されているのは、地震研究所がある東京都文京区ですが、拡大しても真っ赤な状態です。これは、30年以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率が26%以上だということを示しています。一段階色が薄くなった地域でも6~26%。26%とか10%とかって言われると確率が低いと思われるかもしれませんが......。

山里: 思ってしまいます!

平田: でも、日本で30年以内に交通事故にあってけがをする確率は24%です。30年以内に火災に遭う確率は1.9%です。

山里: そんなに低いんですか。

平田: それでもみなさんはちゃんと交通事故の任意保険や火災保険に入っているでしょう。30年で10%というのは、私たちが生きている間に起こりうる、ということです。

山里: たしかに。

平田: 地図が真っ赤な地域に住んでいる人は、確実にそう思わなければなりません。この地図はウェブサイトで公開されていますから、どなたでも住所をいれると自分の家がどのくらいの確率で地震に見舞われるかが分かります。ちなみに、ここ地震研のある東京都文京区を拡大していくと......。

J-SHISより。地震動予測地図。東京はご覧のとおり真っ赤。(C)国立研究開発法人防災科学技術研究所
J-SHISより。地震動予測地図。東京はご覧のとおり真っ赤。(C)国立研究開発法人防災科学技術研究所

山里: 真っ赤!!!!

平田: ええ。ここで震度6弱の地震が発生する確率は50%ということですね。

山里: えー!

平田: 昔は「こういうことをすると土地の値段が下がるからやめてくれ」という人がいましたが、それでも皆さんの税金で調査をして、公表しましたので、しっかり活用してほしいですね。

山里: 僕が所属している会社、吉本興業の東京本社なんかは、いつできたんだろうってくらいわからない小学校を借りて使っていて、耐震工事もあんまりしていなさそうなところなんですが......。(編注:耐震工事は完了しています)

平田: いや、それはね、社長さんはちゃんと考えていますよ(笑)。社長は社員の命を守るのは義務ですから。

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