2024年 4月 19日 (金)

巨人、FA人的補償でまたも投手放出か 「プロテクト外し」批判が消えないワケ

巨人の投手陣は他球団にとっては大きな魅力

   左投手の補強が課題となる広島が、左の中川、戸根、高木らをマークしている可能性もあり、西武もまた、菊池雄星投手のメジャー移籍を前提にすれば、左投手がほしいところ。このように西武と広島の補強ポイントを考慮すると、今回のFAも巨人からは投手が人的補償として移籍することになりそうだ。

   今回、巨人のFAの人的補償に伴うプロテクトについて、一部プロ野球ファンの間から「プロテクト外し」ではないかとの批判の声が根強く残っている。批判のやり玉に挙がった上原浩治投手(43)と巨人は、ルールの範囲内での行為で意図的な「プロテクト外し」はなかったと完全否定した。

   ルール上は何も問題がないとはいえ、事実上、プロテクト枠が1枠増えたとの見方がファンの間では現在でも多くを占める。FAの人的補償において、その歴史から見ても分かるように巨人の投手陣は他球団にとっては大きな魅力であり、当該球団にとっては貴重な1枠であるのは間違いないだろう。

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