2024年 4月 24日 (水)

「劇場でフェンシング決勝」チケット完売 太田雄貴会長が進める「感動路線」の背景は

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フェンシング協会「見ごたえあるものを提供できた」

   J-CASTニュースは2018年12月19日、日本フェンシング協会専務理事の宮脇信介さんを取材した。

   すべての種目の決勝戦を1日にまとめることは前大会(第70回)でも行われていたが、これまで同大会の個人戦決勝戦は、予選会と同じく駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(駒沢体育館)で行われることが多かった。今回、大会を劇場で行った理由には(1)来場者単価の引き上げ、(2)エンターテインメント性の強いスポーツとしてのクオリティー引きあげ、があるという。照明の幅が広がる、高いところから見下ろせるなど、体育館よりもできることがたくさんあるとのことで、「見ごたえあるものを提供できたのではないか」と宮脇さんは話している。

   しかし場所が変わったことによる悩みもあったようだ。駒沢体育館で行われた前大会は約1500人の来場者があったのに対し、東京グローブ座の座席数は約700席。宮脇さんは「メディアの方もあまり入れませんでしたが...」としながらも、

「第70回は収容人数、第71回はフェンシングの価値を高めることに重きを置きました。ねらいが変わりました」

と話している。今後も劇場で大会をやるかという問いには「会場の確約が難しいです。望むらくはより広い劇場をとれれば、見てる方にとっても価値が高めれるのですが...」と回答、広い劇場の確保は今後の課題のようだ。

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