2024年 4月 26日 (金)

「劇場でフェンシング決勝」チケット完売 太田雄貴会長が進める「感動路線」の背景は

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就任早々「大会改革」に着手

   フェンシング協会のスローガンは「突け、心を。」。ツイッターでも話題となった大会の演出だが、何か意識したことがあったのだろうか。

「スポーツによくある勝利至上主義ではなく、やる人も見る人も感動させたいです。もちろん、勝利に魅力はありますが」

   宮脇さんはこう話す。劇場やAbemaTVで見た人からは「概ね好評」だといい、「我々の意図である『感動させるフェンシング』は成功ではないでしょうか」という。

   こういった変化は、太田会長の存在が大きいようだ。宮脇さんによれば、17年8月にフェンシング協会会長に就任して、最初に着手したのが「大会改革」だという。

   そのため、第71回全日本選手権大会のポスターや会場設定は会長直々のプロデュース。ポスターはフェンシングの見延和靖選手と東晟良選手を起用、写真家の蜷川実花さんが撮影した。宮脇さんによれば「ビビットなポスターで、年齢の高い層には抵抗がある方もいますが...」とのことだが、選手2人の躍動感あふれるポスターはインパクト大だ。

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