2020年 2月 29日 (土)

大槻義彦教授が振り返る「オカルトの平成史」 「最近は敵がいなくて寂しい」

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地下鉄サリン事件発生がオカルト番組に大打撃を与えた

   オカルト番組全盛だった平成の始めだったが、その状況は1995年(平成7年)に発生した地下鉄サリン事件の発生で大きく変わったという。大槻さんはオカルトには3種類あると説明しつつ、地下鉄サリン事件がオカルト番組に与えた影響について語った。

「オカルトには、火の玉・UFOなどの『自然現象的オカルト』、超能力などの『人的オカルト』、心霊現象などの『霊的オカルト』の3種類があります。オウム事件は宗教による事件ということで心霊現象に近いため、当時のテレビ局には『心霊現象の特集がオウム事件を誘発した』との批判が多数寄せられました。実際、その通りだと思います。テレビ局側は相当反省したようで、これ以降、『霊的オカルト』についての番組は激減しました」

   ただ、大槻さんは宜保氏についてこうも語った。

「彼女はほかの霊能者と違って霊感商法らしきものは行っていませんでした。そこは、ほかの霊能者と大きく異なる点です」

   その後、その穴を埋めるかのようにノストラダムス特集が増殖。たくさんの特集が組まれるようになり、1999年をもってオカルトブームは一気に下火になった。

「『霊的オカルト』は私が宜保さんのトリックを暴露したのとオウム事件発生で壊滅。『人的オカルト』は私がユリ・ゲラー氏のトリックを暴露したので、こちらも壊滅。そして、『自然現象的オカルト』は私が実験開始から15年の歳月をかけて、大気中に火の玉を作ることが出来たので、やはり壊滅。これで、全てのジャンルのオカルトを一掃できたのです。最近は敵がいなくて寂しい限りです(笑)」
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