2024年 4月 26日 (金)

サッカーメディアが発言「取り違え」で謝罪 代表DF・酒井宏樹から「慎重に取材して」

まとめサイトが「Jリーグ批判」と拡散も

   すでに同記事では、酒井選手の発言として書かれていた「Jリーグだと入らなかったかも...」という冒頭の一節がなくなり、見出しも「『あれだけのスペースを与えてしまうと...』 酒井宏樹、アジア杯決勝の失点シーンに見解」に変更されている。

   他にも複数箇所が訂正されたようだが、ツイッターでは「どこを間違えていたのか」「どこがどう事実と違っていたのか」など、訂正部分が不明瞭だとの指摘が相次ぎ寄せられた。

   J-CASTニュースは5日、フットボール・ゾーン・ウェブ編集部に、具体的にどのような点で「コメント内容の取り違えと、認識に誤り」があったのか問い合わせた。担当者は、酒井選手が「Jリーグだと入らなかったかも」と話したこと自体は確認できているとしながら、

「こちらのコメントは、当初1失点目のシーンについての言及として原稿にしましたが、実際は2失点目のシーンについて言及したものでした。それが最大の取り違えで、訂正致しました」

と明かした。カタール戦の2失点目は、ペナルティエリア外で縦パスを受けたMFアブデルアジズ・ハティムがミドルシュートを突き刺したもので、当然1失点目とは全く異なるシーンだ。

   見出しについては、

「酒井選手にマイナスな印象を与えかねないと判断し、変更しました」

としている。

   「Jリーグだと入らなかったかも」という一節をめぐっては、「日本代表・酒井宏樹がJリーグ批判!?」というフレーズを用いて伝えた、インターネット掲示板のまとめサイトもあった。J-CASTニュースが「酒井選手はJリーグを下に見ている、という印象を読者に与えかねないということか」と尋ねると、担当者は少し間をおいて「そうですね」と答えていた。

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