サッカーメディアが発言「取り違え」で謝罪 代表DF・酒井宏樹から「慎重に取材して」
2019.02.05 20:05
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まとめサイトが「Jリーグ批判」と拡散も
すでに同記事では、酒井選手の発言として書かれていた「Jリーグだと入らなかったかも...」という冒頭の一節がなくなり、見出しも「『あれだけのスペースを与えてしまうと...』 酒井宏樹、アジア杯決勝の失点シーンに見解」に変更されている。
他にも複数箇所が訂正されたようだが、ツイッターでは「どこを間違えていたのか」「どこがどう事実と違っていたのか」など、訂正部分が不明瞭だとの指摘が相次ぎ寄せられた。
J-CASTニュースは5日、フットボール・ゾーン・ウェブ編集部に、具体的にどのような点で「コメント内容の取り違えと、認識に誤り」があったのか問い合わせた。担当者は、酒井選手が「Jリーグだと入らなかったかも」と話したこと自体は確認できているとしながら、
「こちらのコメントは、当初1失点目のシーンについての言及として原稿にしましたが、実際は2失点目のシーンについて言及したものでした。それが最大の取り違えで、訂正致しました」
と明かした。カタール戦の2失点目は、ペナルティエリア外で縦パスを受けたMFアブデルアジズ・ハティムがミドルシュートを突き刺したもので、当然1失点目とは全く異なるシーンだ。
見出しについては、
「酒井選手にマイナスな印象を与えかねないと判断し、変更しました」
としている。
「Jリーグだと入らなかったかも」という一節をめぐっては、「日本代表・酒井宏樹がJリーグ批判!?」というフレーズを用いて伝えた、インターネット掲示板のまとめサイトもあった。J-CASTニュースが「酒井選手はJリーグを下に見ている、という印象を読者に与えかねないということか」と尋ねると、担当者は少し間をおいて「そうですね」と答えていた。