2019年 8月 24日 (土)

はてなダイアリー、今日16年の歴史に幕 「ウェブ日記」を毎日投稿していたあの頃は...

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   はてな(京都市中京区)の運営するウェブ日記サービス「はてなダイアリー」が2019年2月28日をもって、すべての機能を停止する。

   「はてなダイアリー」は2003年春にスタート。ネット社会で一時代を築いたサービスとあって、感慨にふける人が多くみられる。

  • 「はてなダイアリー」公式サイト
    「はてなダイアリー」公式サイト

「はてなブログ」へ移行

   2003年のスタート当時は「ブログ」が定着しておらず、さるさる日記(99年~11年)などと同じく、「ウェブ日記」として扱われていた。ブログが一般的になるのは、その年の冬から。Seesaa(シーサー)ブログ、ココログ(ニフティ)、ライブドアブログなどが立て続けにサービスインし、04年9月のアメーバブログ(アメブロ)誕生以降は、芸能人の交流ツールとしての側面も強くなってきた。

   04年春にはSNSのミクシィとグリーが登場。ブログとSNSが群雄割拠する中でも、はてなダイアリーは独特のポジションを保ったが、11年に登場した「はてなブログ」が転換点となった。サービス終了の告知文(18年8月30日)には、「システムがレガシー化し、今後の継続的な運用がより困難になってきているという状況」とともに、はてなブログへリソースを集中した方が「ユーザーの皆さまの期待に沿えるのではないか」といった点が理由として挙げられている。

   すでに記事の更新は19年1月28日で停止され、現在はエクスポートなどの一部機能のみ残されている。3月1日以降は、「はてなブログ」へと移行される予定だ。最終日となった2月28日には、ツイッターでユーザーから「手動移行が無事終わった」といった報告が出ている。

テキストサイトからブログへの「谷間」の時代

   かくいう筆者も、2003年の夏から冬にかけて利用していた。15歳の私は、それまで使っていた「Lycos(ライコス)ダイアリー」がサービス終了となり、「はてなダイアリー」へ引っ越し。年末にレンタルサーバーへMovable Type(ムーバブルタイプ)を入れるまでの間、高校受験もそっちのけで、ほぼ毎日欠かさず投稿していた。

   すでに全件削除済みで、いまは手元に保管しているログ。読み返すと、学校での出来事に加え、ネットで見つけた時事ネタも書かれていた。そういえば、あの頃はまだ、ニュースサイトが多くなく、新聞社のサイトを中心に巡回していた。2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の「ニュース速報+」や「芸スポ速報+」でも、ネタを仕入れていた記憶がある。なおJ-CASTニュースの創刊は、それから2年ほど後になる。

   当時はテキストサイトブームが収束して、ブログ旋風が巻き起こる前の「谷間」の時代。まだネットにはアンダーグラウンドなイメージがあった。中学生にとっては不安だらけだったが、ネットに文章を載せられるドキドキワクワクが勝っていた。あれから16年、ツイッターやTikTokなど発信方法は増えたが、いまの中学生も、この緊張と高揚感を味わっているのだろうか。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)

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