2019年 12月 15日 (日)

エーザイ見舞ったアデュカヌマブ・ショック 「Wストップ安」から再起の道は?

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9000円台→6000円台の急落

   治験中止の発表を受けて市場関係者は「ネガティブサプライズ」(野村証券)などと反応した。野村は22日に配信したリポートで、投資判断を3段階で最上位の「Buy(買い)」から最下位の「Reduce(売り)」に2段階格下げし、目標株価も1万7000円から6000円に一気に引き下げた。UBS証券とシティグループ証券も3段階の最上位から最下位へと、野村に続いて相次いで投資判断の引き下げを発表した。

   エーザイの株価は認知症治療薬への期待などから3月5日に9679円の年初来高値をつけ、治験中止発表直前の20日の終値は9065円だった(21日は市場が休日)。これが、2営業日連続の「ストップ安水準引け」によって25日の終値は6065円。2日までちょうど3000円下げ、下落率は33.1%を記録した。その後はおおむね6000円台前半で推移している。

   ただ、これでエーザイにとって本格的な認知症治療薬実現の道が途絶えたわけではなく、「アデュカヌマブ」と同時に同様の効果を求めて開発を進めている2つの新薬がある。このうち、「BAN2401」は昨年、治験の中間段階で良好な結果が出ており、2019年3月に最終段階の治験を始めた。もう一つの「エレンベセスタット」も既に最終段階に入っている。最も先行していたアデュカヌマブがつまずき、残る2新薬に望みをつなぐ格好だ。早ければ数年後に発売にいたるとされており、その行方が注目されている。

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