2024年 4月 18日 (木)

大津事故会見「みてられない」とつるの剛士 号泣の園長を気遣う声が相次ぐ

   大津市の交差点で、保育園児と引率の保育士合わせて16人の列に車が突っ込み、園児2人が亡くなった事故をめぐり、2019年5月8日18時ごろから、園児らが通う「レイモンド淡海保育園」の園長らが会見を開いた。

   記者から「亡くなった2人の園児はどのような子だったのか」という質問に対し園長は「とても素直で、いつも笑顔を絶やさないお子さんでした」と語り「いつも、保育室に入ったら園長先生と言って、寄ってきてくれるのでかわいい子たちです」とハンカチで顔を抑え、涙を流しながら答えた。言葉にならない号泣が繰り返し会見場に、そしてテレビを通じて全国に響いた。

  • つるの剛士さん(2016年撮影)
    つるの剛士さん(2016年撮影)
  • つるの剛士さん(2016年撮影)

「こんなの園にはどう防ぎようもない事故だよ」

   この記者会見中、ネット上では、「保育園側の会見は必要ないのでは?」といった声が相次いだ。

   タレントのつるの剛士さんは、

「被害に遭われた保育園の園長先生の記者会見みてられない。悲しみの真っ只中の記者からの質問攻め、見てられない」

とツイート。また漫画家の二ノ宮知子さんは、

「今、保育園の園長先生を会見に出させて会見する意味わからない。報道も外へ散歩させる事が問題あるみたいなの違うだろ。こんなの園にはどう防ぎようもない事故だよ」

続けて、

「園庭のある保育園だったうちの子たちも普通に外に散歩に行ってた。車が突っ込んで来るなんて防ぎようがない事故。ほんと的外れな報道で全国の大事な保育園の人たちまで苦しめるのやめて欲しい」

とつぶやいた。

   園長を気遣う声も相次ぎ、ツイッターで多くつぶやかれた言葉を集計するトレンド欄では、会見が始まった直後から「園長先生」が国内のトップとなり、関連するキーワードが上位を占めている。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中