2019年 6月 21日 (金)

「園長先生の涙」放送し続ける必要はあるか 「テレビつけたくない」「止めてあげて」

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識者も報道姿勢に疑問の声

   国際政治学者の篠田英朗東京外大教授は5月9日、「交通事故被害者の尊厳をどう尊重するか」と題するブログを書き、メディアの姿勢に疑問を呈した。

   会見の質問や報道によって、「マスメディアによる被害者に対する二次災害」が起きていると説き、次のように指摘した。

「いくらなんでももう少しは自分たちが持っている社会的役割の意味について素面になって真剣に考えるべきだ。というか、常識を働かせて立ち止まることができるようになるべきだ。常識というのはつまり、人間の尊厳を尊重する姿勢を、何よりも優先させる、ということだ」

   この投稿は、「ブロゴス」にも転載され、9日夕現在で閲覧数ランキングのトップになっている。

   また、脳科学者の茂木健一郎氏は同日、「新聞やテレビは、読者や視聴者の成熟度をもう少し信じて仕事してほしい」とのタイトルのブログで苦言を呈した。

   茂木氏は、「事件やスキャンダルが起こったときの、テレビの取材や番組の構成も、視聴者の成熟度や考えはこんなものだろう、とたかをくくってつくっているように見える」と指摘。「そのようなレベル設定と、実際の社会の成熟度の分布がずれてきているのではないか」「成熟してものをよく考えて、常識をわきまえている人たちのためのメディアが欲しい」と訴えている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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