河野太郎外相が2019年5月23日、ツイッターを更新し、韓国紙「中央日報」(日本語版)のネット記事に苦言を呈した。記事では河野外相の動静を報じたが、誤った写真が使用されていた。「この写真は意味不明」中央日報は23日、「河野外相『WTO紛争解決制度、機能果たしていない』」との記事を配信した。記事では、河野外相と世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長との会談の模様を報道。WTO上級委員会が韓国の水産物輸入規制に対する日本の主張を退けた一件に対し、河野外相が「紛争解決制度が果たすべき機能を果たさなかった」と主張した、と伝えた。しかし、記事で使われた写真をめぐり、ネット上で「写真あってる?」「河野太郎と全く関係ない」との指摘が相次いでいる。写真キャプションには「河野太郎外相」とあるが、グラスを持って笑みを浮かべる欧米人とみられる男性が写っている。写真には「IDON'TDRINKALCOHOL,IDRINKDISTILLEDSPIRITS.(アルコールは飲まないが、蒸留酒は飲む)THEREFOREI'MNOTANALCOHOLIC,I'MSPIRITUAL.(なので私はアルコール依存症ではなく蒸留酒依存症だ)」とのコピーも添えられている。河野外相本人もツイッターで反応し、「そりゃ俺はアルコールを飲めませんが、この写真は意味不明。それに俺、もっと全然カッコいいし」と苦言を呈している。なお写真の人物は、米国の俳優で司会者のディーン・マーティン氏とみられる。
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