2019年 12月 7日 (土)

安倍首相と文大統領の「微妙な握手」、どう報じられた? 「笑顔」「硬い表情」「目を合わさず」...メディアで変化

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   安倍晋三首相が各国の首脳らを握手で出迎えた。大阪市で開幕した20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)。安倍首相が首脳らと一人一人順番に握手する様子は、NHK(総合)が生中継した。

   韓国の文在寅大統領とも握手を交わしたが、その報道ぶり(ウェブ版見出し)はメディアによって、「硬い表情で(略)お互い目を合わさず」「笑顔で握手」「ぎこちなさも」...と異なる印象を与える程の差があるものとなった。

  • 大阪G20サミットの集合写真(外務省のG20特設サイトより)
    大阪G20サミットの集合写真(外務省のG20特設サイトより)

G20サミット会場で首脳らを出迎え

   2019年6月28日昼、安倍首相はG20サミット会場で各国首脳を出迎えた。画面左手側から順番に登場する首脳らと一人一人握手を交わした。

   トルコのエルドアン大統領のあとが文大統領だった。昨今の日韓関係は冷え込んでおり、元徴用工訴訟問題をめぐって対立を深めている。G20期間中にも日韓首脳会談が設定できない程の事態となっている。こうした背景もあってか、安倍首相と文大統領の握手について、写真や動画を添えてウェブ版ニュースで速報するメディアもあった。ただ、その報道ぶりは、記事によって異なる印象を与えるほど異なるものだった。

   各社の見出し、本文、写真(動画)を確認すると、次のような紹介だった。

   共同通信は「首相、硬い表情で文大統領と握手 出迎え時、お互い目を合わさず」の見出しで、「握手の際、わずかに会釈を交わしたものの、表情は硬いままだった。お互いにしっかりと目を合わす場面もなかった」と指摘した。さらに、文氏の前後の首脳、トルコのエルドアン大統領とフランスのマクロン大統領の出迎えの際には「満面の笑みだったが」として、「文氏とは口を結んで笑みを浮かべるにとどめた」と分析的に描写した。写真は、安倍首相と文大統領が握手のまま正面を向いている姿のものを使っている。

   対照的な印象を与えるのは毎日新聞。「安倍首相、出迎えで文在寅大統領とも笑顔で握手」(見出し)、「元徴用工などを巡って関係が冷え込む韓国の文在寅大統領も笑顔で出迎え、握手を交わした」(本文)として、写真は握手する直前、手と手が触れ合う少し前の瞬間で、安倍首相の表情は笑顔のようにも見え、両者の視線も合っているとの印象を与える場面となっている。動画も添えている。

   上記2社の中間、といった感じの記事を出したのは読売新聞。「安倍首相、韓国大統領と握手8秒間...ぎこちなさも」(見出し)、「(略)韓国の文在寅大統領と8秒間、握手を交わした」「首相と文氏はお互いの顔を見ながら、穏やかな表情で握手したが、ぎこちなさが残った」(本文)という内容だった。写真は、両者が握手をしており、安倍首相は、口を結んで口角をやや上げており、普通の笑顔のようにも、「ぎこちない」笑顔のようにも見える。アイコンタクトは、しているように写っている。

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