2024年 5月 8日 (水)

SKE新センター古畑奈和、「いいとも!」スタジオ跡地で初ライブ 「こけら落としみたいな感覚」

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   名古屋・栄を拠点に活動するSKE48の古畑奈和(なお)さん(22)が2019年6月27日、初のソロライブを都内で開いた。古畑さんは11年に5期生として加入。AKB48グループの「選抜総選挙」で、2年連続で上位16人の「選抜メンバー」入りした人気メンバーで、2公演・延べ440人(主催者発表)で満員になった会場を熱狂させた。

   会場となったのは、新宿駅東口前の商業ビル「新宿アルタ」7階にある「KeyStudio(キースタジオ)」。「笑っていいとも!」(フジテレビ)が生放送されていた多目的スタジオ「スタジオアルタ」跡地を改装して18年7月にオープンし、ここでSKE48メンバーがライブパフォーマンスを披露するのは初めてだ。SKEの次のシングルのセンターに決まっている古畑さんは、このライブを「こけら落とし」と位置付け、今後もSKE48メンバーが登場する構想を披露。SKE48が首都圏に新拠点を築けるかの試金石だともいえそうだ。

  • 初のソロライブで熱唱するSKE48の古畑奈和さん(c)SKE
    初のソロライブで熱唱するSKE48の古畑奈和さん(c)SKE
  • 古畑奈和さんのソロライブは2公演・延べ440人(主催者発表)で満員になった(c)SKE
    古畑奈和さんのソロライブは2公演・延べ440人(主催者発表)で満員になった(c)SKE
  • 初のソロライブで熱唱するSKE48の古畑奈和さん(c)SKE
  • 古畑奈和さんのソロライブは2公演・延べ440人(主催者発表)で満員になった(c)SKE

2019年3月にAKSから運営会社が変更に

   SKE48はAKB48グループを運営するAKSが運営してきたが、19年3月1日付で、東証ジャスダック市場に上場する「KeyHolder(キーホルダー)」の100%子会社「SKE」(7月1日に「ゼスト」に名称変更予定)に運営事業が譲渡されている。AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏は、キーホルダーの特別顧問を務めており、キースタジオはキーホルダーの100%子会社が運営している。

   ライブでは、18年12月発売のミニアルバム「Dear 君とボク。」に収録した「本性」「ミライクル」など、アンコール含めて計15曲を披露。古畑さんは終盤になって、

「今回は、このキースタジオさんは、こけら落とし。これからSKEのメンバー、多分、何人かで、もしかしたら『何期生』とかさ、『だ~す~&つ~ま~』みたいなユニット?」

と、自分に続く形でSKE48メンバーがキースタジオで公演する構想を明かした。「だ~す~&つ~ま~」は、須田亜香里さん(27)と松村香織さん(29=19年卒業)によるユニット。古畑さんは、松村さんの卒業を念頭に

「つーまーは、すっとんじゃったけど...」

と観客を笑わせながら、

「そういう感じで、みんな(キースタジオのステージに)立っていく予定とは聞いているので、スケジュール次第ですよ、ここのスケジュールとか。なので、ここのこけら落としみたいな感覚で、今日はソロライブをさせていただきました!」

とも話した。

「次世代エース」小畑優奈が卒業する中で...

   古畑さんは7月25日にはSKE48劇場(名古屋市)でのソロライブが控えており、

「歌は好きなんですけど、まだまだへたっぴなので、もっともっと上手になって...」
「奈和ちゃん、めちゃくちゃ成長してる!って思ってもらえるくらい頑張る」

などと意気込んだ。

   古畑さんはSKE48の25枚目のシングル「FRUSTRATION(フラストレーション)」(7月24日発売)でセンターを務めることが決まっている。

   これまでにSKE48がリリースしたシングル曲24作品のうち、松井玲奈さん(27=15年卒業)とのダブルセンターを含めれば、松井珠理奈さん(22)が20作品で表題曲のセンターを務めてきた。

   珠理奈さんがセンターではなかった4作品のうち、「意外にマンゴー」(17年7月発売)、「無意識の色」(18年1月発売)では、15年に7期生としてデビューした小畑優奈さん(17)がセンターに抜擢され、次世代エースとして期待を集めていたが、「アイドルとしての目標はすべてやりきった」として19年3月に卒業。改めて次世代エースの発掘が課題になる中での古畑さんの起用だ。

運営会社「具体的に決定している情報はありません」

   運営会社のSKEでは、古畑さんに続くSKE48メンバーの公演について、

「具体的に決定している情報はありません」

と話しており、現時点では構想段階だとみられる。実現には時間がかかる可能性もあるが、18年12月にキーホルダーが開示したIR資料では、SKE48について

「まずは現状の運営・管理体制を踏襲した事業展開を想定」

するとした上で、今後については、既存の活動に加えて

「新宿アルタ『KeyStudio』での公演や同施設からの情報発信、同じく連結子会社の株式会社KeyProductionが手掛けるテレビ番組制作部門との展開など、当社グループならではのシナジーを活かした展開も図る(後略)」

とうたっている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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