改憲には「3分の2」確保が必要
今回の参院選では、憲法改正も争点のひとつとして注目されている。改憲を発議するためには、衆院・参院議員のそれぞれ3分の2の賛成が必要となる。「改憲勢力」とは、自公の与党に加えて、改憲に前向きな姿勢を見せる、維新と無所属議員を含んだ議席数を意味する。
各社報道によると、7月5日現在で、非改選の改憲勢力は79議席で、今回の参院選で85議席獲得するのが「3分の2」のラインになる。これについては、朝日と毎日が「割れも」「微妙」とする一方で、産経と日経の見出しは「維持か」「うかがう」と表現している。