2021年 12月 6日 (月)

編集長からの手紙 ネットニュースの「編集長」って、何をすればいいのだろう

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「好奇心に貴賤はない」

   ネガティブになると、自分の中でこう問いかけます。

「大森さんだったらこういうとき、どうしただろう?」

   大森さんというのは、2017年に亡くなったJ-CASTニュース初代編集長・大森千明のことです。入社以来の上司であるとともに、記者・編集者・メディア運営者としてのイロハを教わった師匠です。

   とはいえ大森は、「メディアの役割とは~」「ジャーナリズムとは~」といったことを語ることはめったにありませんでした。その代わり、よく強調したのは「好奇心」の大切さです。

「好奇心に貴賤はない」
「J-CASTニュースは、大人の好奇心に応えるサイトだ」
「ものを『面白がる』スタンスを大切に」
「記者としての関心が狭くなると、大局が見えなくなる。『人間』としての興味を持て」

   当時のメモには、こうした発言が繰り返し登場します(ちなみに大森も、厳格な反面、70歳近くになってもアイドルやお笑い芸人にアンテナを張り、IT業界の最新動向に興味を持ち続ける、「好奇心」の人でした)。仕事柄、つい視野が狭くなりがちな記者たちを戒めるとともに、「J-CASTニュースは『好奇心』のメディアだ」というビジョン、目指すべき方向性を共有していたのでしょう。

   今思えばそれ自体が、「編集長としての仕事」の、大切な一つだったのではないかと思います。

   J-CASTニュースは2019年7月26日、創刊13周年を迎えました。これまでと同じく、「好奇心」を大切にするメディアとして、ネットの読者の皆様と歩いていきます。大森、そして歴代と比べて、頼りない編集長かもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。

(J-CASTニュース編集部 竹内 翔)

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