2021年 5月 11日 (火)

元祖車いす議員・八代英太氏が語る、重度障害者が国会に行く「意義」

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「歩けない人にスポットを当てて社会をつくっていくと歩ける人に不便がない」

   日本は2014年、障害者権利条約を批准。八代氏もこの条約に携わってきた。「たびたびニューヨークの国連で演説をしてきました。『あんたは障害があるからこの施設に入りなさい』、『この仕事しかだめですよ』じゃなくて、やっぱり障害を持った人が自己決定する。親が『この子の先に死ねないなんて』と思う社会は間違っている」と強く訴える。

   以前まで、障害者が就ける職業は限られていたことを踏まえ、「いまの世の中はいろんな人がいて、多様化している社会。とにかく基本は、歩ける人と歩けない人しかいない。歩ける人に便利な社会は歩けなくなると不便だけども、歩けない人にスポットを当てて社会をつくっていくと歩ける人に不便がない」と訴え、次のように語りかけた。

「誰一人として自分で障害を持ちたいと思った人はいないのよ。舩後さんだってそう、木村さんだってそう。産んだお父さんお母さんも障害を持った子どもを産みたいなんて思った人は誰もいない。『おれは障害者にならない』と思ったって、ぼくのように途中でなる人だっていっぱいいるわけ。そうはいっても健康で最後までいったって高齢化時代になると、足腰が弱ってくる、耳が遠くなる、目がしょぼしょぼしてくる。認知症とかいろんなことが出てくる。そうなると、『健康なときは短い時なんだ』、というぐらいの意識を持った方がいい。やがてはみんなすべて、そういう『障害』を持つんだから。そして一生を終えるんだから」

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)

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