2019年 8月 19日 (月)

N国の「ニュース価値」をマスメディアはどう捉えたか 「ベタ記事」から「ワイドショーの大特集」まで

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   「N国」党が連日、勢力伸長に向けた動きを活発化させている。

   先の参院選で政党要件を満たしたばかりの「NHKから国民を守る党」は早速、無所属の丸山穂高・衆院議員との入党合意にこぎつけた。さらに、元大臣で党首経験者でもある渡辺喜美議員との参院統一会派の結成にも合意した。こうした動きは、今後の国会の台風の目となる大きなニュースなのか、それとも...。各メディアの扱いを比べてみた。

  • 国会への影響力は?
    国会への影響力は?

読売・日経はベタ、朝日・毎日は短信、産経は3段見出し

   「丸山氏 N国入党」――2019年7月30日付の読売新聞朝刊(東京最終版)は、政治面のベタ(1段見出し)で、こう報じた。N国代表の立花孝志・参院議員が29日、丸山氏と会って氏の入党で合意して会見を開いたことを伝えたものだ。

   他の新聞も政治・総合中面でのベタ・短信扱いが多く、朝日は総合4面・短信(政界ファイル)、毎日は総合5面・短信、日経は政治面・ベタの扱いだった。

   3段見出し(総合5面)を立てて「N国党に丸山氏入党 勢力伸長 なりふり構わず」と報じたのは産経新聞。立花代表が入党を呼びかけるとする計12人の国会議員の一覧表も添えている。29日の会見模様の他、立花代表が「NHKのスクランブル化」を条件に安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛成する考えを示していることにも触れ、「今後、自民党を巻き込んだ議論に発展する可能性もありそうだ」と指摘している。

   丸山氏は、北方領土返還をめぐる「戦争」発言が問題視され、当時所属していた日本維新の会は、氏を除名した。また、6月6日には衆院で氏に対する糾弾決議が可決された。

   テレビはどうだったか。放送時間帯(東京圏)が「14時前から16時近くまで」とほぼ同じ、昼の3情報番組を確認してみた。

   立花・丸山会見当日の29日の放送で、2回のCMをはさんで計約36分45秒を費やしたのは「ゴゴスマ」(TBS系)。スタジオのコメンテーターだけでなく、メディア関係者の中継解説も交え、当日の立花・丸山会談の様子や、立花氏が入党を呼びかけるとしている他の国会議員の動向も伝えた。

   一方、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)は、番組内ニュース欄でアナウンサーが丸山氏入党の話を約1分15秒、読み上げた程度だった。「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、特に触れていなかった。

昼ワイド3番組、23分、14分、そして...

   渡辺喜美氏との参院統一会派結成が決まった30日の放送では、「ゴゴスマ」はCMをはさみつつ23分弱と、この日もやや長めの時間を使ってN国ニュースを紹介した。「ミヤネ屋」も、立花氏の「直撃取材」内容も交えて約14分(CM含む)放送。「直撃LIVE グッディ!」は、闇営業問題に端を発した吉本興業関連のニュースや、道路への飛び出し・迷惑行為の特集を扱い、N国関連情報は特に見当たらなかった。

   30日の「ゴゴスマ」ではN国について、CBC(中部日本放送、TBS系)の石塚元章・特別解説委員が

「(N国には)課題多いと思ってますが、一つあるとすれば、民主主義って何だ、選挙って、政治って何だ、これで良いのか、と思った人も含めて、(関心を集めたという)メリットがある。むしろ、そこをメリットにしないと他には...」

と、指摘していた。

   これまでのところ、N国をめぐる「ニュース価値判断」には、ばらつきがあるようだ。臨時国会は8月1日に召集される。

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