2019年 12月 12日 (木)

9月1日は「防災の日」 制定のきっかけは、約5000人が犠牲になった「伊勢湾台風」だった

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   本日、9月1日は「防災の日」。1960年の9月1日、内閣の閣議了解によって制定された。この日付になった理由は、東京消防庁のホームページによると、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんだものだという。

   また、暦の上でも9月1日というのは、二百十日(にゃくとおか)にあたる日で、台風が多い時期という言い伝えがあることも関係している。

   実際に「防災の日」制定の大きな決め手となったのが、1959年9月26日18時ごろ和歌山県紀伊半島に上陸した「伊勢湾台風」。どのような台風で、どれほどの被害を日本国民にもたらしたのか、内閣府防災情報ページに掲載されている「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書」を参考にして、説明しよう。

  • 当時のCBCが行った取材の様子(Wikimedia Commonsより)
    当時のCBCが行った取材の様子(Wikimedia Commonsより)

明治以降の台風災害で、最多の犠牲者

   伊勢湾台風は、観測史上最強・最大の室戸台風(1934年)に比べて、半分程度のエネルギーだったにもかかわらず、想像を絶する被害者数を出した。

   内閣府の調査レポートを参照すると、伊勢湾台風は、台風災害として明治以降最多の死者・行方不明者数5098人におよんだという。

   これほどまでに犠牲者が増えた要因として、高潮の発生と、臨海部低平地の堤防の決壊があげられる。

   高潮とは、台風などの低気圧によって起こる高波と海面上昇のことだ。伊勢湾台風のケースでは、当時の過去最高潮位を1m近く上回る3.55mの高潮が発生した。特に防災対策が不十分だった愛知や三重の海抜ゼロメートル地帯を襲い、犠牲者数の83%がこの2県に集中した。

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