2020年 2月 28日 (金)

御堂筋線が叩かれ、銀座線が受け入れられた理由 地下鉄駅リニューアル「東西の事情」

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先鋭的で自己主張も強かった当初案

   比較すると、大阪メトロの最初のリニューアルデザインは各駅で表現したいコンセプトを重視したあまり、駅と沿線のカルチャーが軽視され、先鋭的なデザインとなった印象だ。「テキスタイル」の心斎橋駅のほかにも、梅田駅は当初「インフォメーション・ターミナル」というコンセプトで、心斎橋駅同様のアーチにデジタルサイネージが設置されるイメージだった。沿線文化の活用にしても、谷町四丁目駅では大坂城(大阪城)の黄金の茶室をイメージしてホーム全面が金色に塗られるデザインとなり、船場に近い堺筋本町駅では「町人言葉」をかるたのように天井に張るデザインが当初案だった。控え目な色彩で、分かる人に分かるデザインにとどめていた銀座線と比べると自己主張も強かった。

   修正案では心斎橋駅のシャンデリアや動物園前駅の動物を描いたタイルの一部保存が決まり、梅田駅や中津駅も現状から逸脱し過ぎない案に落ち着いた。堺筋本町駅の町人言葉も天井には張られなくなり、その他の駅もデザインの再検討がなされた。

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