2020年 2月 28日 (金)

「紅茶がインフル予防」に識者から懐疑論 感染力「99.9%無力化」喧伝も...「立証されてない」

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医師の見解は?

   インフルエンザ予防に紅茶は有効なのか。

   上本町わたなべクリニック(大阪市)の渡邊章範(たかのり)院長は取材に対し、「培養細胞の研究と人の研究は全く異なります。培養細胞には人に投与する量と比べて数万倍投与していることも多く、培養細胞を用いた試験は臨床試験の始まりに過ぎない」と懐疑的だ。

   実験を監修した人物は、知見を論文にもまとめているが、「一つの研究結果だけではなく、科学は積み重ねの学問です。多角的に、再現的に多くの論文が様々な研究者から出て、正しいものと間違っているものがわかります。みんなで山に登るために、試行錯誤するようなものです。山に登っても幻の山であることも多く、研究のデザインが悪いと何も証明できずに終わります」(渡邊院長)

   新宿駅前クリニック(東京都新宿区)の蓮池林太郎院長も、紅茶によるインフルエンザ予防について「立証されていないためわかりません」とし、感染予防として「手洗い」「うがい」「マスク」「予防接種」を挙げた。紅茶以外に「緑茶」「ココア」「ヨーグルト」も予防法として広まっているが、「データがなく、現状わかりません」との答えだ。

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