飲食宅配代行サービス「UberEats(ウーバーイーツ)」の利用者が、注文した商品をゴミ箱に投棄されたと訴え、インターネット上で注目を集めている。運営会社は取材に、「当該配達パートナーおよびお客さまに対しては、適切に対応させていただきました」とコメントする。過去にも類似騒動ツイッターユーザーの男性が2019年12月4日、容器中で具材が飛び散った担々麺の写真を投稿した。担々麺はウーバーイーツで頼んだ商品で、ゴミ箱に捨てられていたという。投稿によれば、経緯はこうだ。12月4日昼に4人分の担々麺を注文したところ、配達予定時間を過ぎても届かず、アプリ上では受け取り済みになっていた。アプリで配達員の位置情報を確認すると、配達場所の敷地内には来ていた。誤って他の部屋に届けた可能性を考え、聞いて回ったが、だれも受け取っていなかった。以前、ウーバーイーツの配達員が料理を投げ捨てていた騒動(※)を思い出し、念のため共有スペースのゴミ箱を見ると、容器に入った担々麺が破棄されていた。※「UberEats配達員が料理『投げ捨て放置』? ツイッター訴え、運営に対応聞く」(https://www.j-cast.com/2019/10/07369478.html)配達員とは一向に連絡が取れず、カスタマーセンターに報告しても返事はなし。しばらくして全額払い戻しがあり、500円分のクーポンも送られてきた。その後、カスタマーセンターと連絡がつき、男性は「アプリ内の連絡履歴を確認してもらっています。その上でルールから逸脱した廃棄方法だと判断したから返金したのだと思います」と予想。ウーバーイーツの運営会社から詳しい経緯を聞いていないようだが、「すでにウーバーイーツからなんらかのペナルティが与えられていると思うので追及するつもりは無いです」とツイートしている。なお、「うちの着信拒否はしていません」「階数、部屋名は伝えてあります」「部屋名は扉に明示されています」と注記する。運営は再発防止へ投稿は10日現在、2000近くリツイートされ、「配達員との行き違いだとしても食べ物がこんな状態になっているのは辛い」「サポートにはなぜそういう事を行ったかまで入念に調べて欲しい」などの反応があった。運営会社のウーバージャパンは12月10日、J-CASTニュースの取材に、「個別の案件の詳細については、プライバシーにも関わるためお答えしておりません」とした上で、「Uberは、すべての方に安全で快適にUberEatsのサービスをご利用いただきたいと考えており、このような事態に対し深刻に捉えております。当該配達パートナーおよびお客さまに対しては、適切に対応させていただきました」と大筋で認め、すでに対応済みだとする。再発防止に向けては、「今後もすべてのパートナーおよびお客さまがUberEatsのサービスを安心してご利用いただけるよう、コミュニティガイドラインのリマインドを含め、取り組みを進めてまいります」と答えた。
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