2020年 11月 26日 (木)

ワイルダーVSフューリー戦はヘビー級史に残るか PPVタイソン超え目指すも...

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   ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトル戦が2020年2月22日、米ラスベガスで行われる。同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)が元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)を迎える。2018年12月以来の再戦は世界中のボクシング関係者が注目する今年最初のメガファイト。今月13日にロサンゼルスで行われた会見では両者による挑発合戦が展開され、ゴングを前に盛り上がりを見せている。

   18年の初戦は判定までもつれ、採点は三者三様のドローだった。ジャッジのひとりが115-111でワイルダーを支持し、もうひとりが114-112でフューリーを支持。残るひとりは113-113の引き分けとした。ワイルダーは9回と12回にダウンを奪ったものの、中盤を制したフューリーの勝利を指摘する声もあり、ドロー採点について米国、英国メディアを巻き込んでの論争が起こった。

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米2大放送局が全面バックアップ

   42勝のうち41KOと驚異的なKO率を誇り無敗をキープしているワイルダー。2015年1月にWBC王座を獲得し、約7年半ぶりにヘビー級王座を米国にもたらした。ヘビー級は欧州勢の台頭で米国選手は長らくタイトルから遠ざかっていた。ワイルダーは米国ボクシング界の救世主として注目され、世界のヘビー級戦線においても「主役」のひとりとしてWBC王座を防衛してきた。

   一方のフューリーもプロキャリアでの敗戦はなく、29勝(20KO)1分を誇る。2メートル5センチの身長は、2メートル1センチのワイルダーとほぼ同じだが、18年の初戦ではワイルダーよりも20キロほど重い体重でリングに上がった。ワイルダーのKO率には見劣りするものの、初戦ではアウトボクシングをする器用さと2度のダウンにも屈しないタフネスを証明した。

   2度目のヘビー級の無敗対決は日に日に熱量が増している。今回の試合は米国の2大放送局、ESPNとFOXスポーツが共同でプロモーションを行い、全面的にバックアップする。試合の模様はペイ・パー・ビュー(PPV)方式で中継され、フューリーをプロモートするトップランク社のボブ・アラム氏はPPVの200万超えを見越しているという。この200万という数字がいかに驚異的なものなのか、過去のデータを見てみるとよくわかる。

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