2020年 2月 24日 (月)

ワイルダーVSフューリー戦はヘビー級史に残るか PPVタイソン超え目指すも...

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   ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトル戦が2020年2月22日、米ラスベガスで行われる。同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)が元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)を迎える。2018年12月以来の再戦は世界中のボクシング関係者が注目する今年最初のメガファイト。今月13日にロサンゼルスで行われた会見では両者による挑発合戦が展開され、ゴングを前に盛り上がりを見せている。

   18年の初戦は判定までもつれ、採点は三者三様のドローだった。ジャッジのひとりが115-111でワイルダーを支持し、もうひとりが114-112でフューリーを支持。残るひとりは113-113の引き分けとした。ワイルダーは9回と12回にダウンを奪ったものの、中盤を制したフューリーの勝利を指摘する声もあり、ドロー採点について米国、英国メディアを巻き込んでの論争が起こった。

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米2大放送局が全面バックアップ

   42勝のうち41KOと驚異的なKO率を誇り無敗をキープしているワイルダー。2015年1月にWBC王座を獲得し、約7年半ぶりにヘビー級王座を米国にもたらした。ヘビー級は欧州勢の台頭で米国選手は長らくタイトルから遠ざかっていた。ワイルダーは米国ボクシング界の救世主として注目され、世界のヘビー級戦線においても「主役」のひとりとしてWBC王座を防衛してきた。

   一方のフューリーもプロキャリアでの敗戦はなく、29勝(20KO)1分を誇る。2メートル5センチの身長は、2メートル1センチのワイルダーとほぼ同じだが、18年の初戦ではワイルダーよりも20キロほど重い体重でリングに上がった。ワイルダーのKO率には見劣りするものの、初戦ではアウトボクシングをする器用さと2度のダウンにも屈しないタフネスを証明した。

   2度目のヘビー級の無敗対決は日に日に熱量が増している。今回の試合は米国の2大放送局、ESPNとFOXスポーツが共同でプロモーションを行い、全面的にバックアップする。試合の模様はペイ・パー・ビュー(PPV)方式で中継され、フューリーをプロモートするトップランク社のボブ・アラム氏はPPVの200万超えを見越しているという。この200万という数字がいかに驚異的なものなのか、過去のデータを見てみるとよくわかる。

ヘビー級最高はタイソンVSホリフィールド戦

   PPVの価格設定は試合によって異なり単純比較は出来ないが、PPVの売り上げ件数は注目度に比例しているといえるだろう。これまでボクシングのPPVの売り上げナンバーワンは、2015年5月に行われたメイウェザーVSパッキャオ戦の460万。2位が17年8月のメイウェザーVSマクレガー戦の430万となっている。これに続くのが、メイウェザーVSデラホーヤ戦の240万、メイウェザーVSアルバレス戦の220万となっている。

   ヘビー級をみてみると、1997年6月のマイク・タイソンVSホリフィールド戦(第2戦目)の199万が最高で、200万を超えればタイソン超えとなるヘビー級史上最高の数字となる。ただ、現実はどうだろうか。ワイルダーVSフューリー戦の初戦の売り上げは32万5000で、いくらフューリーの米国内での評価、知名度が上がり、2大放送局がバックにつくとはいえ200万超えは厳しいとみられる。

   一発の破壊力はヘビー級史上最高ともいわれるワイルダー。WBCの王座を10度防衛し、実績においても過去のヘビー級名王者に肩を並べつつある。フューリー戦の先には、3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)とのドリームマッチの可能性も。ワイルダー、ジョシュアの両王者を軸に展開される世界のヘビー級戦線。「2・22ラスベガス決戦」を皮切りに今年はヘビー級から目が離せない。

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