2024年 4月 26日 (金)

東京・朝日などに「花丸」、産経「論外」、他紙は... 立憲・安住氏は新聞をどう「採点」した?

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   立憲民主党の国会内控室ドアに新聞大手6紙の政治記事(コラム)紙面のコピーが張り出された。そこには蛍光ペンで「くず」「100点」などの論評が――立憲の安住淳・国会対策委員長が自身で書いたことを認め、枝野幸男代表から注意された。

   新聞6紙は翌日、ウェブ版で(多くの社は紙面でも)この出来事を報じたものの、具体的にどの社の記事が酷評、あるいは高評価されたのかに触れたのは、「論外」と評された産経新聞が自社に触れた記事だけだった。他の新聞社はどう評価されたのか、J-CASTニュースが確認してみた。

  • 産経ニュースなどは「現場」写真も掲載して報じた(写真は産経ニュースのサイトより)
    産経ニュースなどは「現場」写真も掲載して報じた(写真は産経ニュースのサイトより)
  • 産経ニュースなどは「現場」写真も掲載して報じた(写真は産経ニュースのサイトより)

「調子乗りすぎ」と枝野氏注意

   問題の新聞紙面(6紙)のコピーが立憲などの衆院会派控室ドアの廊下側(通行人も見ることができる)に張られたのは2020年2月4日昼頃。6紙とも当日付朝刊で、前日の国会論戦(衆院予算委員会)などを報じた政治記事を中心とする紙面だった。

   小1時間程度で撤去されたが、自身が論評を書き込んだことを認めた安住氏は当日、記者団に「冗談のつもりで感情の思うままに書いてしまった」「反省している」と述べ、枝野代表から注意されたことも明かした。枝野氏は翌5日のラジオ日本番組で、安住氏の行為について「ちょっと調子乗りすぎじゃないかと思い、注意した」と述べた。

   この掲示問題については6紙(ウェブ版、4~5日)とも報じ、うち毎日、産経、東京は「ドアに張り出された紙面」の写真も掲載した。どの社の記事にどういう評価が下されたのか、について具体的に唯一触れた産経は、「(略)との見出しの産経新聞の記事は各紙よりも下方に掲示され、『論外』と書かれた」と報じた。

   他社記事では、「どういった内容の記事にどういう評価が書き込まれたか」に一部触れるものはあったが、社名とセットでは伝えていない。

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