2020年 9月 22日 (火)

モヤさま紹介「足湯デトックス」に専門家警鐘 テレ東も「一部誤解招きかねない表現」認める...問題はどこに?

ホットでもアイスでも美味しい。季節にあわせて楽しめる、大正製薬の乳酸菌が入ったごぼう茶。

エビデンスの中身は...

   マインドフィットネスは、"氣エネルギー"を発するという開運グッズや、"有害電磁波"から身を守るとするシート、「認知症患者・認知症予備軍に朗報」と打ち出すアロマオイルなど、約30種類の商品を販売している。

   民間調査会社によると、同社の従業員数は3人(19年3月時点)で、18年12月期通期の売上高は1億6371万円だった。

   GCGの製品ページでは、仕組みを次のように説明する。

   まず、本体を湯で満たし、チタンとステンレス入りの電極カートリッジを沈める。次に、ヒーターをオンにして足を浸し、塩を投入。すると、水が電気分解されて「マイナスイオン水(高濃度水素水)」ができ、デトックスにつながるという。

「高濃度水素水に含まれる"水素(H)"は皮フを通して体内に取り込まれ病気・老化の原因と言われている悪玉活性酸素(フリーラジカル)を取り除いてくれます」(製品サイトより)

   価格は税抜き44万8000円。電極カートリッジは寿命があり、約60回の使用で交換が必要だ。

   効果を裏付ける科学的根拠としては、主に3つの分析結果が示されている。

   「変色汚水成分分析」では、72歳の男性がGCGを使用した後に出た汚れを分析したところ、「『有害ミネラル』8種類のうち、アルミニウム・ヒ素・水銀のデトックスが特異的です」などと結論づけている。分析は遠赤外線応用研究会(大阪市)を通じてアメリカの分析機関が担当したという。

   ※同研究会は取材に対し、マインドフィットネスから依頼があったのは事実としつつ、提出された汚水はGCGで使用されたものかどうかは、「試料水の作成過程について、弊社では関知いたしておりません」と答えた。また、分析したのはアメリカではなくカナダの民間企業だとした。

   「血液顕微鏡での観察結果」では、GCG使用前後の血液を比較すると、「重金属・化学物質の蓄積により多量の汚れが溜まっているため全く見えない」状態から「一部ではあるが、姿がクリアーに現れ始め、血液が流れている状態までもがよく見えるようになった」。調査主体、サンプル数は不明(マインドフィットネスへの取材で、同社が3人を対象に行った観察だとわかった)。

   「有害重金属デトックス成分分析結果」では、『オリンピックドクターが教える "ナノバブル水素水"健康法』(幻冬舎)などの著書がある、富山医科薬科大(現・富山大)の田沢賢次名誉教授の写真とともに、6人の被験者の"デトックス"効果が記されている。GCG使用後に出た浮遊物の中から、「通常の量」を超えた有害重金属の検出傾向がみられたという。

   そのほか、「波動測定器」による分析結果なども紹介されている。

   なお、GCGは米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けているとしているが、マインドフィットネスから提供された資料(登録製品名:BASBA FOOT VIBRATOR)をもとにFDAのデータベースで検索しても該当はなかった。FDAの申請代行2社に調査を依頼しても結果は同じで、(1)更新をしていないため登録抹消された(2)そもそも登録していない――のいずれかが考えられるという。FDA広報に確認を求めるも、明確な回答は得られなかった。

変色汚水成分分析/血液顕微鏡での観察結果
変色汚水成分分析/血液顕微鏡での観察結果
有害重金属デトックス成分分析結果
有害重金属デトックス成分分析結果
波動測定比較
波動測定比較
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中