2024年 4月 25日 (木)

楽天モバイル「2980円」の標的 サポータープログラムを使ってきた筆者が読み解く

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基地局&通信衛星で「つながらない」をカバー

   楽天モバイルでは19年10月から、自社回線の「無料サポータープログラム」を行っている。居住エリア(東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市)と年齢(18歳以上)をしぼって参加者を募り、通話とデータ通信が期間中無料になるもので、募集は1次(5000人)、2次(2万人)に分けて行われた。サポータープログラムは、当初20年3月末までの予定だったが、正式プラン開始までに延長されている。

   筆者はプログラムを利用し、この1か月ちょっと、東京23区の自社回線エリア内で毎日使用してきた。当初の「つながりにくそう」とのイメージよりは快適に使えているが、電車内ではデータが「詰まる」感覚が多々あるし、音声通話がしづらい場面もあった。少し厳しい言い方をすれば、まだまだ発展の余地がある。

   楽天モバイルは、20年3月末までに、3432の基地局設置を目指している。3月3日の会見では、すでに2月時点で3490局を達成したとし、来年3月までの目標8600局も大幅に前倒しする予定だとした。また、あわせて資本業務提携を発表した米AST社による通信衛星ネットワークを通して、エリア空白地をなくす方針も示している。

   ただ、エリアが確保できても、回線が安定しなければ意味がない。「1年無料」となる300万人は、単純計算でサポータープログラムの100倍以上となる。ユーザーが増えて、負荷がかかった際に、現状の速度や通信環境を保てるか。ツイッター上では、無料期間は「実質サポータープログラムの1年延長ではないか」と見る向きもある。

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