2024年 4月 26日 (金)

篠田麻里子「3.11」追悼メッセージを振り返る 「誕生日と一緒」が縁、今年も言及

   元AKB48の篠田麻里子さん(34)が2020年3月11日、東日本大震災の被災地に向けたツイートを行った。

   「東日本大震災から9年改めて震災で亡くなった方々の御冥福を御祈りいたします。いつどこで起きるかわからない災害に備える為に、防災減災について常に意識しておきたいと思います」と、未曾有の大地震から9年がたつことを意識しつつ、今後の新たな災害への備えの大切さに思いを馳せた篠田さん。併せて、「そして日々経済も含め大問題になってる【コロナ】1日も早い収束を願ってます!! #東日本大震災」とツイートを結んでいる。

   篠田さんの被災地への思いが込められたツイートには、「災害はいつ起きるか分からないから常に意識しておかないとですね」といった賛同の声が続々。他にも、「被災された方達の心が少しでも癒やされる日が来ることを願ってます」と、やはり震災関連のリプライが目立つが、それに混じって寄せられているのが「そしてお誕生日おめでとうございます」と、篠田さんの誕生日を祝う声だ。

  • 篠田麻里子さん(2019年撮影)
    篠田麻里子さん(2019年撮影)
  • 篠田麻里子さん(2019年撮影)

18年には「忘れないことも復興支援の一つだと思ってます」

   実は、篠田さんは1986年3月11日に誕生しており、3月11日は誕生日だ。ただ、世間一般では3月11日は東日本大震災の発生日として広く認知されているため、篠田さんは例年、同日に追悼メッセージを発信している。

   ツイッターを遡ってみると、2019年は「東日本大震災から8年電気、ガス、水道ありきたりの日常がどれだけ大事なものなのかと痛感しました」と、日常生活のありがたさをツイート。また、18年は「この日だけじゃないけれど改めて忘れないことも復興支援の一つだと思ってます」と、追悼の意義を強調。そして、17年はインスタグラムに「改めて命の大切さ、尊さそして今日という日を忘れない為にも」とのメッセージと共に、「奇跡の一本松」の写真をアップしている。これら、毎年の追悼メッセージにはその都度、被災地からの感謝のリプライが多数寄せられている。

「麻里子さんだからこそ」と感謝ツイートも

   さらに、その前年の2016年にも篠田さんは「命についてとても考えさせられた日でもある今日」とツイート。その年の朝日新聞の「3月11日に生まれて」というタイトルの特集にも登場しており、自身の誕生日である3月11日が運命の日となったことを震災発生から1年間自問し続けたという経験や、震災発生直後に現地訪問を行ったことを語ったインタビュー記事に対してネット上では、「3/11が誕生日の麻里子さんだからこそ発信できたメッセージだと思います。命の重さとありがたみを改めて考えさせられました」といった声が上がるなど、大反響を呼んだ。

   それから4年後となる2020年にも篠田さんは3月11日に追悼メッセージを発信。例年通り、被災地からは感謝の言葉が続々と寄せられている。3月11日という日は、これからも篠田さんと被災地をつないでいくことだろう。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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